プライバシーマークについて調べたついでに

アンケートサイトについていろいろ調べていたときに、少し触れていたように「プライバシーマーク」というのが気になったのでざっと調べてみました。私がテープ起こしの仕事で関わっている2社も共にプライバシーマーク取得企業なので、ちょっと知的好奇心に引っかかる部分がありました。あと、ランドスケイプの名刺データチェックで時々見かける(まあ、名刺には企業ロゴはじめ他にもいろいろマークが載ってるんで、いちいち気にして見てませんが)。
私はテープ起こしにおいて個人情報を大量に見る立場であり、同時にアンケートサイトでは個人情報を大量に提供する立場でもありますので。
 
プライバシーマークってネットでよく見かけるけど何だろう、と思っていたら、「一般財団法人日本情報経済社会推進協会」が運用する制度でした。どこだよ。
要するに、個人情報保護の国内メジャー規格で「個人情報保護マネジメントシステム」だそうです。1998年に始まった制度だそうで、もう20年も使われてました。
こんな聞いたこともない団体の制度がなぜに割と浸透してるのかと思ったら、審査や更新を他の団体に委託しまくってるからでした。私も委託で仕事をもらってる身なので別に委託することをどうこう言うつもりはありませんが、その委託先がまた、

  • 一般社団法人
  • 一般財団法人
  • 公益社団法人

のオンパレードで、ここはちょっとうわっとなりました。全然わかんねぇ……と思ってたら、リストに「一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会」というのを見つけまして、なんか見覚えあるなと思ってそこの正会員社一覧を見てみたら、

  • マクロミル
  • GMOリサーチ
  • イプソス

とか載ってて「あ、ごめんなさい……」となりました。私が先月登録して、日々アンケートに答えまくっている会社です。(GMOリサーチはinfoQ、イプソスはi-Sayの運営会社です)めっちゃ使ってた。他にも、紹介アンケートで見かけた社名がちらほら。
他に、「公益社団法人全国学習塾協会」では会員一覧に塾の名前がズラリ、「一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会」では加盟団体に結婚式場や葬儀場がズラリでした(とはいえ、葬儀場の登録のほうがはるかに多かった)。
なるほど、同業界の会社が業界団体を作るときには「一般社団法人」「一般財団法人」の形態を取るんですね。
 
ちなみに、「審査機関」だけでなく「研修機関」というのもあって見てみたら、「プライバシーマークを取得するための研修」ではなく「プライバシーマークを許可する審査員になるための研修」をする機関でした。まあ、取得したければ自分でコンサルタントなりアドバイザーなりを雇えということですね。
 
そして、冒頭に書いたことからも分かるとおり、在宅ワーカーを使ってる会社も取得できます。一度、テープ起こし業者の何割くらいがこれを取ってるのかも調べてみたいです。もしやったら、日本初のデータができるかもしれない(笑)。


ただ、このプライバシーマーク、運営団体の名称から想像がつきますが、日本国内限定の規格なので、海外の会社では参考になりません。なので、国際規格もちょっと調べてみました。
 
素人の私にはあまり詳しいことは調べられませんでしたが、個人情報保護に関しては、2005年にISO(ヨーロッパに本部がある国際標準化機構)の規格で「ISO/IEC27001」というのが出て、これが今の国際標準の土台になってるっぽい。で、これをベースにして年々規格が進化していき、「ISO/IEC27701」が最新みたいです。(あくまで私がざっと調べた上での解釈であって、多少認識にズレがあるかもしれませんので断言はできません)
 
ISOにはいろいろカテゴリーがあって、9001は品質管理、14001は環境保護対策となってる感じです。よく幹線道路脇にある工場とかにデカデカと掲示されてる「ISO14001認証取得工場」とかっていうやつです。(これ、割と中小企業でも取得してるところは多くて、私の父の会社でもいくつか取ってるらしいです。数年ごとに更新があって、その対応が大変だとかいう話を前にチラッと聞いた気がします)
 
何でこんなに数字がデカいんだろうとWikipediaをのぞいてみたら、世間では知られてないISO規格が山ほどあって、ちょっと心中でのけぞりました(腰痛が治まってないので実際にのけぞるのは無理だった)。興味のある変わり者の方は「国際標準化機構が定める国際標準一覧」をWikipediaで見てみるべし。マジでいっぱいあります(笑)。


ということで、私のブログらしからぬ「小学生の自由研究」的内容になりましたが(笑)、たまには調べ物で時間を費やすのもいいものです。このところテープ起こしの仕事をほとんどできてないので、こうして自らネタを作っていろいろ調べてみるのも頭に良い刺激になると。
実際、テープ起こしってよほど添付資料が充実してない限りは調べ物の連続ですから、分からないことは調べる、ちょっと気になったことは調べる、で知識をつければつけるほど、いつか何かの案件で効率化できるはずなんですよね。「人生に無駄な経験はない」というのが母の持論です。(昔、母の希望で通ってたチェロ教室の成果を、友人の結婚式の余興として披露したのは良い思い出です)
知識も経験も財産として、大切にしていける人間でありたいと思います。

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