この日曜に、長男のランドセルを見にお店に行ってきました。
ぶっちゃけ、時期的にはかなり遅いです、これ(汗)。早い人は、今年のゴールデンウィーク頃にはもう注文しているという。2店舗行ったんですが、2店舗目の話を聞いたおばさんには「今から注文すると、出来上がりは来年2月くらいになる」と言われ、口では「そのくらいならまだ間に合うね」と言いながら「やっぱギリギリか~……」と思ってました。
ちなみに、春頃にランドセルについて書いた赤いランドセルはナシなのか? の時には「赤!赤!」と言っていた長男、少し前から「青!青!」と言ってます。子どもの好みの移り変わりは早い……。でも、長男の好みはまだ変わりにくいほうで、2歳前からずっと大好きな車が電車や新幹線になったぐらいなので、なかなか興味の範囲は狭いほうですね。誰に似たんだろう?
とりあえず、余計な広告宣伝費をかけていなさそうな小さめの工房で、旦那が見たいと言うので「日曜に営業している所」という条件で手近な名古屋市内の工房を調べ、2軒をピックアップして行ってきました。
1軒目、とりあえず店舗が広くて店内がきれい(半年前に改装して新規オープンしてたという情報を普通に見逃してた)。液晶パネルでランドセルの製作過程が流れており、とても興味深かったです。店番のおばさんもすごく丁寧で、走り回る次男のことも笑顔で見守ってくださいました。
しかし、肝心の長男が、緊張したのかほとんどランドセルに触ろうとせず……結局、何一つ決まらないままに次の店に向かいました。その店舗では店先に「ランドセルの歴史的変遷」として古い学生鞄から1世代前のランドセルまで展示してあり、旦那と2人で「ああ、こういうの使ってた!懐かしい!」と盛り上がっていました(笑)。
2軒目は上の店舗とはかなり違い、「工房の端にちょっと店舗スペースを作ってみた」という感じのところでした。応対に出てくれたおばさん、(聞いてもないのに)すげー説明してくれる。まあ、色見本をいろいろ出してくれたので、息子たちは興味深そうでした。次男はランドセルの留め具にハマったらしくカチカチいじって遊んでおり、しまいには展示品のランドセルの中に、ランドセルの開いた裏の部分、「かぶせ裏」というそうですが、そこの色見本の布を押し込んで遊びだしました。
その部屋の壁に、この工房が何かの賞を受賞したというランドセルの写真がありましたが、「白地に薄いオレンジのような糸で、所狭しと豪華な模様を刺繍しまくっている」というもので、ぶっちゃけ「職人の自己満足だな……」と思った……。まあ、本革に精密に刺繍する技術は尊重すべきものだと思うので、そういった「実用性は考えない技術鍛錬の場」もあるべきなんだろうとは思いますが。
結局、おばさんの対応の好みと「人工皮革を扱っている」ということで、1軒目が第一候補となりました。2軒目は「牛革、馬皮」しか扱ってなかったんですよね。私自身が革とか象牙とかの製品に少々抵抗があるのと、単純にランドセル本体の重量が軽く済むということで、旦那と「人工皮革のやつにしよう」と決まりました。やっぱり学用品が年々重くなっている昨今、全体の重量は少しでも軽く済むほうがいいですからね。
実はもう1店舗、日曜定休なので行けなかった店があるので、この週末に今度は母を連れて見に行ってこようと思います。
しかし、ランドセルの進化もすごいもんですね。正直、「昔は赤と黒しかなかった」なんてレベルじゃなくなっている(笑)。
これは店舗に限らずですが、私が1番驚いたのは肩ベルトの付け根です。「背カン」というそうですが、昔はベルトと本体が金具1つでつながっていただけだったのが、今は可動式が主流になってた。しかも、背負った負担が軽くなるように、元からベルトが肩に沿って跳ね上がる形になるように仕上げてくれるんですね。
あとは留め具かな。知らないうちにゴツくなってました。しかも、開ける時はツマミをひねる必要があるものの、留めるのは磁石で自動的にできるようになってました。その代わり、ひねる方向が固定になって、昔のように、ツマミをぐるぐる回して遊ぶのは無理そうですが(笑)。
あと、地味に「肩ベルトに防犯ブザー用の金具」が標準装備になってました。ほんと、いろいろ進化してます。
しかし、2軒目では「明るい所では色合いが変わる本革仕上げ」を結構説明されましたが、ぶっちゃけ聞きながら「そんなん、3日も使ってたら飽きん?」と思った……。「見る角度によって迷彩柄が浮かび上がる仕上げ」は、汚れが目立たないためには有用そうですが。さすがに「ただ色味が変わる」だけならすぐ見慣れるな、と。身も蓋もないですが。しかも、新一年生の間はだいたい上からカバーかけちゃうだろうし、それが取れる頃には、もう表面の色合いを楽しむ期間は終わってるだろうと思うんですよね。
あと、店に行く前は「いろんなオプションをつけて、オンリーワンランドセルを楽しもう」と思ってたんですが、実際に展示品をいろいろ見てみると、「元からのデザインを考えて選んで、あとは1つ2つのオプションでさりげなーく個性を出すほうが穏やかでいいな」という考えに変わりました。「見た目で明らかに個性的なランドセル」は、すぐに見飽きてしまって「目立つ」という特徴だけが残りそう。まあ、修学旅行とかでランドセルを集められちゃった時に一目で自分のがわかる、とかの利点はありますが、普段の生活で「ランドセルの派手さ」が活きる場面はあまりないでしょう。
多分、我が家はシンプルイズベストで決めていくでしょう。
ランドセルの進化よ……
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