何やら一気に寒くなりました。
やっと秋に入り、これから冬が来ると思うと面倒というかなんというか。
今月末で七面倒くさかった特定健診、がん検診の類が終わり、今度はインフルエンザの予防注射の対応でてんやわんやしそうです。
個人的には「今年はワクチン打っても意味ないんじゃないか?」と思うんですが。なにせ、夏から既に流行ってるので「流行が始まる前に売って、流行する頃に免疫をつくる」が通用しないので。私や息子たちが接種する予定は今のところありません(旦那は元々ワクチン打たない人)。私自身が、夏頃から既にインフルエンザ罹患した患者さんと接してますからね……。コロナとインフルエンザに同時にかかった人にも時々遭遇します。
コロナの影響で発熱外来はずっとやってるので、接する時間は微々たるものですが、会計する(+処方箋を渡す)には会わないわけにはいかないので、ゴム手袋だけの装備でずーっとやってます。検査する看護師さんたちは防護服にフェイスガードしてるのに、釈然としない。
私としては「いい加減に発熱外来専用の会計窓口作ろうよ」と思うんですが、他にそんなこと考えついてる人はいない模様なので、これからもずーっと患者さんに車のナンバー聞いては駐車場をうろうろし、持ち帰ったお金をスプレーで消毒する日々なんでしょう。はぁ。
ところで、ここ数年で金の値段が急上昇していることをご存じでしょうか。
私の母が懇意にしている田中貴金属工業株式会社 での、金曜日の時点での金の販売価格が10509円、買い取り価格が10400円です。
「まぁ金だし、高いもんじゃないの?」と思っちゃいますが、実はこれ、ぶっちぎりで過去最高値です。過去5年の金価格・金相場の推移 (dai-ichi.co.jp)というのを見つけたので、ちょっと貼ってみます。

うなぎ登りってやつですね。
っていうか、金価格における「田中貴金属」のネームバリューやべぇ。ニュースのほとんどが「田中貴金属によれば」って書いてます。確か、先日NHKでも「金価格の基準」として使われてました。
そもそも、なぜ私が金の価格をこうして調べたかといえば、実家の母が「純金積み立て」というのを昔からやってたそうで、それを金のバー(インゴットというそうです)にして孫たちに配っているからなんですね。我が家にはお金は大してありませんが私の実家には結構お金があるようで、両親は「お金はあの世に持っていけないから」「相続でもめさせたくないから」と、ちょくちょく旅行に行って散財したり、こうして孫たちに分けてくれます。
で、先月、「そういえば金もらってるなぁ」と思って試しに価格を調べてみたら、こんなことになっていまして。「これはいいタイミングじゃないか?」ということで、金曜に売ってきました。
ちなみに、売却価格が200万を超えると面倒なので、200gのバーをもらっていた姉夫婦は1g1万円を超える前に売ったそうです。私がもらっていたのは100gバーだったので、逆にできるだけ待ってから売った……というより、売却タイミングを見ていたら先月末から一時急落し、「これは……もうしばらく持っていようかな」と思っていた所でまた急上昇したので「こんだけ上がったら、これからもっと上がったとしても後悔はするまい」となりました。
結果、買い取り手数料と振り込み手数料を引いても100万円以上が手に入ることになりました。バーはまだあるので、近いうちにもう少し売ってくる予定です。そして、これをどうやって使うかを考え中です。学資保険に突っ込むか、どこかに資産運用を依頼するか。私たち夫婦の稼ぎでは息子たちの教育資金や将来に向けた貯蓄までは手が回らないので、このお金が私や旦那の老後の生命線になるかもしれません。
しかし、金商品って結構独特なものがあるんですね。田中貴金属のショーケースには純金のいろいろな商品があったんですが、「アクセサリー」とか「小判」とかの他に「純金カレンダー」なんてものがあり、5cmくらいの金のうすーい板に年間カレンダーが彫られて?印字されて?あったんですが、「いや、使いにくわ」としか思えませんでした(笑)。
あと「純金の杯」なんかもありましたが、数十万~数百万する杯なんて、落ち着いて酒も飲めまい……。
で、そんな中で私が気になったのが「純金の動物たち」でした。
田中貴金属のホームページには載ってなかったので、ネットニュースから引っ張ってみました。木彫りと金の愛しきケモノたち! 「はしもとみお 木彫展‐時をかけるケモノたち‐」
展示会自体はもう終わっているのですが、そこで展示された純金製の動物たちが店頭のショーケースで販売されていました。ちなみに、記事ではわかりませんが、猫には魚の骨、兎には人参、猿にはバナナ、ネズミにはチーズ、と小物も用意されていて、それぞれ売ってました。小物といっても純金製なので単体でも数万してましたけど(動物本体は安くても数十万する物です)。「世界一高い魚の骨じゃないか、これ」と思いました(笑)。
というか、店頭では「木彫り作家とコラボした」としか言われてなかったので「木彫り作家に金いじらせたんかい……専門外だろ」とツッコみたくなったんですが、実際は「木彫り作家の作品を忠実に金で再現した」物のようです。さすが作家さんの作品が元になっただけあって、どれも自然で愛嬌のある姿でした。私は貴金属には元々まったく興味がなく、「貴金属より宝石、宝石より天然石が好き」というタイプなので、動物になって初めて「金」に興味が出ました。でも、やっぱり「高い動物たち」より「元気に動く動物たち」の方が好きですね、私は。
しかし、なぜ金が今、これほどまでに高値になっているかといえば、それは「世情が不安定だから」なんですね。金は資産として目減りしないので、戦争や紛争が起きれば人は安定を求めて金を買うのです。去年はロシアによるウクライナ侵攻があり、今年はイスラエルとパレスチナのいざこざがまた再燃し……そういった背景の元で、人々が金に走っている。
なので、私個人としては金価格は上がれば上がるほど助かるんですが、それはそれだけ世界のどこかで苦しむ人がいる、ということの裏返しでもあると思うと、複雑な思いです。

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