アニメ輸出の様々な事情

80回目の「終戦の日」を迎えました。
私自身は祖父母から戦時中のことを聞いたこともなく、父方の祖父がシベリア抑留されていたことがある、ということを父にチラッと聞いたことがある程度です。恐らく、思い出すのもつらい記憶だったのでしょう。
 
私も息子を持つ身となり、好戦的な政治家や政党は応援できないな、という思いになっております。うちの子は身体的には健康であり、かつ障害を持っているという、何かあれば真っ先に損な役回りを押し付けられそうな状態ですから。


先日、フランス語版、韓国語版の雑感とアメリカ展開最新情報 で「公式が英語圏での人気獲得に本気を出したようだ」と書きましたが……そうでもなかったかもしれません。
アメリカのYouTube公式は現在、週替わりで過去作映画を配信しています。
問題はCrunchyroll(と、恐らくNetflixも)のアニメ吹き替え配信の方ですね。先月時点で計9話が配信されていた、ということは書きましたが、それから1カ月、まさかの追加エピソードなしです。
いや、さすがに丸1カ月放置はないわ。いくら吹き替え収録の作業があるとはいえ、ガチで音声の収録だけでしょう。言っちゃなんですが、オープニングやエンディングには字幕一つついてないんですよ。
いくら名作エピソードばかりだとはいえ、たった9話(まあ2時間スペシャルも含まれてるので実質11話くらいかもしれないけど)で、どれだけ新規ファン層の掘り起こしができるつもりなんだろうか。既存エピソードは原作の話だけでも数百あるというのに。
アメリカ公式のやる気が、早速疑わしくなってきました。この分だと、Crunchyrollと末永くお付き合いする必要はなさそうな気がします。


さて、現在私の手元には、本家日本語版、中国語版(台湾版)、韓国語版、ドイツ語版、フランス語版の「ハロウィンの花嫁」があります。我ながら酔狂なことしてるなぁ(笑)。
そして、タイ語版を改めて探していますが……世界を日本人バイヤーとお買い物 | 個人輸入代行 LOCOKAU(ロコカウ)でお願いしているタイ在住の方によると、タイにおけるアニメDVD販売はほとんどが海賊版であり、正規品はなかなかない、というのが実情のようです。タイ製品を扱う購入代行業者には、以前一度問い合わせしているのですが(海外版「ハロウィンの花嫁」情報の続報 参照)、「どこの仕入れ先にもない」と言われたのは本当だったようです……。ちょっとタイ人、著作権の意識が低すぎないか。
これ、興行収入には響いてないんですかね。パッケージ販売にそれだけ海賊版があふれていて、上映中にはその映像や音声が出回ってないっていうのは、ちょっと考えにくいような。タイに「ノーモア映画泥棒」も輸出するべきでは。
 
あと、スペイン版Amazonでスペイン語版も発見したので、購入できないかと思ったんですが、どうやら日本のアカウントでは購入できないようです。こちらもスペイン製品の購入代行業者に当たりをつけているので、お盆休み明けに問い合わせてみようと思います。
ただ、Amazonで見る限り、なんか面白いパッケージになっておりました。

総集編映画との抱き合わせパッケージか。まあ、日本でも豪華版だと中身はこんな感じですね。
ただ、やっぱり「ヨーロッパ系のDVDは内容が豪華」の傾向は伺えますね。
 
あと、実はイタリア語版も探してみたんですが、なぜか「11人目のストライカー」しか見つからず(何でこれだけ……笑)、これもイタリア製品を輸入販売しているサイトの方に問い合わせてみましたら「調べてみたところ、どうやら「ハロウィンの花嫁」については配信のみで、パッケージを販売していないらしい」とのことでした。そうか、イタリアではそんなに人気ないのか……。
同じヨーロッパでも、事情が全然違いますね。
 
じゃあどこならパッケージ販売してるんだよ……と、ちょっと遠い目になったんですが、ヒントを思い付きました。
「緋色の弾丸」の世界同時公開です。
今年の映画も世界各国で順次公開されているようで、「どうせなら、また世界同時公開すればいいのに」と思っていたんですが、こんな記事を見つけて思い直しました。「名探偵コナン 緋色の弾丸」22ヵ国・地域で国内外同日公開、アジア・中東・ヨーロッパ
この部分です。

つまり、日本での公開までに各国での配給調整、吹き替え版の制作が間に合わない、ということですね。映画本体は完成していながら1年の公開延期になった「緋色の弾丸」だからこそ、その辺りが間に合って世界同時公開できた、ということでした。そりゃそうか。なにせ日本での公開日は毎年だいたい決まってるし、そもそも年に1回必ず公開できるように映画を仕上げるだけでも大変ですもんね。各国での調整のために、本家である日本での公開を遅らせるわけにもいかないだろうし。
 
で、何の話かといえば、DVDやBlu-rayが買えそうな国・地域の話でした。
この「緋色の弾丸」の世界同時公開に乗っかった国であれば、コナン人気がほぼ確率されているのでパッケージが買える可能性が高いと言えます。その国は台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、オマーン、クウェート、バーレーン、カタールだそうなので、なるほど、フランスもドイツも含まれ、かつイタリアが含まれなかったわけだ。
さすがにこちら全てをカバーする気はないですが、せめて10カ国分くらいいきたいので、もう少し頑張ってみようと思います。とりあえずは、大使が鳥取の「青山剛昌ふるさと館」を訪れ、大喜びでグッズを爆買いしていったほど「コナン」が人気と聞く、アラブ辺りを狙ってみようかなー。
 
というか、これ書く間に2度ほどパソコンが強制再起動されたんですが、何ですかね(めっちゃ書き直したぞ、文章)……。
もはや、在宅ワークの待遇以前の問題で、在宅で稼ぐのが無理になりつつある気がします。

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