訂正と、名字の話

すみません、めっちゃ間違えました。
昨日書いた記事の「本庁の刑事恋物語」、前後編で既に1、2とラベリングされてるので、シリーズが進むと本家日本のナンバーからズレていく、と書きましたが、違いました。
現在、「本庁の刑事恋物語2」が配信されてるんですが、ちゃんと「トロピカルレインボー」の話でした。私が知らないうちに1エピソード2話分が追加されており、ナンバーがズレることはありませんでした。訂正いたします。
 
こちらはあまりちゃんとチェックしているわけではないので、字幕の訳についてはそんなに気にしてないのですが、たまたま聞いた所が
コナン「ああ見えて、あの女将さん、萎縮してたんだと思うよ」
高木「い、萎縮……?」
の所だったのは気になった。
何かと言えば、コナンが言った「萎縮」が「scary」と訳されてたんですよね。scaryはご存じ「怖い、恐ろしい」という意味なので、これはちょっと訳が大味すぎるかな。
試しに「萎縮」の訳を調べてみたら「atrophy」という単語が出てきたんですが、これは主に病気による筋肉の萎縮を表す言葉のようなので、これもちょっと微妙。強いて言えば「緊張」が近いと思いますが、そうなると「nervous」あたりになるか?
ただ、あの会話は「萎縮なんていう難しい単語をサラッと出してきたコナンに、高木が戸惑った」というシーンなので、なかなか訳が難しいとは思います。
 
これだけでは何なので、だいぶ前に見つけた動画をご紹介します。【名探偵コナン】この名字日本に何人いる?#名探偵コナン #豆知識 #雑学 #shorts
どうも、ショート動画はこのブログに貼れないようなので、URLだけ貼っておきます。
 
なぜこれを出すかというと、私自身が以前、名刺データ入力の作業中に「灰原」という方の名刺を見たことがあるからです。
「灰原」って名字、本当にあるの!?と、ちょっと感動しました。
全国の名字情報を掲載するサイト全国名字(苗字)ランキング|名字検索No.1/名字由来net|日本人の苗字・姓氏99%を掲載!!によれば、「灰原」は読み方を「はいばら、はいはら、かいはら」合わせて全国におよそ530人程度だそうです。やっぱり激レアか。
と思ったら、「江戸川」がおよそ130人だった。さらに激レア。「江戸川区」とか「江戸川乱歩」とかでよく聞くものの、実際の人名としては、ほとんどない名字だったんですね。
 
ちなみに、全国1位は「佐藤」で約180万人、2位は「鈴木」で約174万5000人でした。さらに見ると、「小林」が9位、「吉田」が11位。
動画で「なし」と言われた「阿笠」と「目暮」は、やはり該当なしでした。まあ、元々「アガサ・クリスティ」「ジュール・メグレ」から取って作った名前だからな……。
それにしても、「作中で創作した名字」が実在し、「作中で実在する名字」が現実では創作というのは、なかなか面白い状態ではあります。
 
どうも、日本は世界的にも名字が多い国のようです。しかも、字面だけで約15万種、同じ字面で読み方が違うバリエーションも分けると30万種になるとか。
うん、私も医療事務として、その面倒さは身をもって経験してるわ。なにせ、カルテを作るには読み方のフルネームが必要ですからね。今はマイナ保険証でだいぶ楽になってると思いますが、私が医療事務やってた頃には手書きの診察申込書(つまり字が汚い)を片手に「これってどの字?何て読むの?」と、四苦八苦してましたもん。おまけに、旧字だとシステムで入力できなかったりしたし。
あと「人前で呼びにくい名字」。今でも覚えてます、初診で来た患者さんが申込書に書いてきた名字が「小細工」で、先輩と「これって、こざいくって読んでいいの?それとも、何か特殊な読み方をするの?」と悩みました。人前で人のことを「小細工さん」と呼ぶのも抵抗がすごいし、もし読み方が違ってたら失礼になっちゃうし……いや、結局「こざいくさん」でしたけどね。
 
日本人として、こう言うのもなんですが、日本の名字の多さは本当に面倒くさい
ちなみに私、結婚で改姓して名字の画数が3倍になったことだけは、当時も「これは結婚したくねぇ」と思いましたが、今でも「これだけは結婚しなきゃよかった」と思います。

コメント

  1. mint0h より:

    『帝丹小7不思議事件』で、コナンが名字が書かれた人形を見つけ、「江戸川」は珍しい名字だから単なる偶然ではないと指摘する場面があった。
    「本庁の刑事恋物語2」の字幕を確認したところ、「Scary」ではなく「Scared」という意味でした。そこには大きな違いがあると思います。「Scared」とは、この場合の対象である女将さんが誰かを恐れているという意味です。「Nervous」は良い訳ですが、私自身は女将さんが高木に対して抱いている感情を表現する際には「intimidated」という表現を好みます。これは、コトバンクにおける「萎縮」という言葉の私の理解に基づいています。

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