コナンの面白ネーミング

ブログ移転の目処が立ちました。まだ1カ月くらいかかる見通しではありますが、業者に正式に依頼する段階まで来れました。
しかし、個人のブログを移転する作業を代行してくれる業者って少ないんですね。サイト移転の代行業者3社に問い合わせをしたんですが、1社はそもそも返事が来ず、1社は「そちらは業務範囲外ですね」と断られ、「できますよ」と見積もりを送ってくれたのは1社だけでした。
実際に新しいブログが開設できたら、またお知らせします。
 
ブログ移転に伴い、書きかけのネタメモを眺めていたら、だいぶ前に放り出してた(笑)ネタが出てきたので、この機会に書いてみます。
ズバリ、キャラの名前の由来です。
 
「コナン」のキャラは、何かしら元ネタがあるのを作者さんがもじって名付けた、というのがとても多いので、正直まったく書き切れませんが。とりあえず、メインキャラから数人と、私がとても印象に残っている名前をピックアップしていこうと思います。
 
まずは、我らが主人公、「江戸川コナン」。これは言わずもがなですね、「世界最高の名探偵」シャーロック・ホームズシリーズの産みの親「コナン・ドイル」と日本の探偵小説の元祖・「江戸川乱歩」。ちなみに、その「江戸川乱歩」もペンネームで、「世界最古の推理小説」を書いたという「エドガー・アラン・ポー」のもじりです。「紺青の拳」で触れられたのでご存じの方も多いでしょう、本名は「平井太郎」さんですね。
 
その本名である「工藤新一」は、昔「探偵物語」というドラマで「工藤俊作」という主人公がいたそうで(知らん……)。その俊作を演じた俳優の「松田優作」さんから、新一の父親「工藤優作」、そして「松田陣平」が生まれました。
 
続いて、我らがヒロイン、「毛利蘭」。こちらは「アルセーヌ・ルパン」を生み出した「モーリス・ルブラン」から。
しかし、ヒロインに「ルパン」の作者を持ってくる作者さん、どんだけ「ルパン」好きなんだって話ですね……。
ついでに、新一の母親、「(旧姓)藤峰有希子」も、「峰不二子」と、その担当声優さんだった「二階堂有希子」さんから取ってますからね。作者さんによると「良い峰不二子が有希子、悪い峰不二子がベルモット」だそうですし。
 
続いて「毛利小五郎」は、江戸川乱歩の小説に登場する探偵「明智小五郎」から。私は江戸川乱歩の本を読んだことがないので、どんなキャラクターなのかは、よく知りません。シャーロック・ホームズは一通り読んだんだけどな……。
 
ということで、レギュラーキャラはこのくらいにして、ゲストキャラの名前にいきます。
 
「コナン」のゲストキャラの名前は、大抵そのエピソードでテーマになるものの名前をもじっているので、どの話の誰でも面白いのですが……私が特に印象に残っているのは、まずは原作21巻、アニメタイトル「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」の関係者です。
 
こちらは新一の「この巨大な鉄の鳥が翼を休める前にな」というセリフが表すように、鳥の名前が全員に入っています。
犯人である「天野つぐみ」は「つぐみ」。私は鳥に詳しくないので、画像検索してみてツグミ – 日本の野鳥識別図鑑というサイトを発見し、「スズメみたいだなー、かわいいな」と思ったら「全長24cm」にびびった。
被害者の「大鷹和洋」は「鷹」。鷹のかっこいいイメージと、キャラの最悪な人間性が合わないな(笑)。
犯人の友人「立川千鶴」は「鶴」。これは結構イメージも合うかもしれない。
容疑者筆頭となった「鷺沼昇」は「鷺」。鷺って名字としてはたまに見るんですけど、鳥については初めて知ったかもしれない。
完全に巻き込まれた形の「鵜飼恒夫」さんは「鵜」。私は愛知県民なので、「鵜飼」という言葉で鵜には結構馴染みがありますが、全国的にはどうなんでしょうかね。
面白いのが、アメリカから参戦(?)の「エドワード・クロウ」。crowは、つまり烏ですね。この名前のせいで、この方や依頼主であるディクソン上院議員は、しばらく「組織のボスか、その関係者なのではないか?」と言われていました。
 
あと私がネーミング面で忘れられないのが、原作73巻、アニメタイトル「死ぬほど上手いラーメン」です。これはよほど好評だったのか、作者さんが気に入ったのか、続編となるエピソードも発表されています。
この話、犯人が被害者にほとんど恨みがなく、八つ当たりのような動機もすごいんですが……ネーミングとして面白いのは、何と言っても被害者の「西津徳盛」です「サイズ特盛り」って(笑)。飲食店の話でこの名前は、ちょっと忘れられないわ。
ちなみに、続編は関係者みんな面白い名前です。
ラーメンに酢を入れまくる「庄野由奈(ショウノ ナ)」は、醤油。
小皿に醤油をたっぷり入れる、犯人の「水科宗輔(ミズシナ ソウスケ)」は、ソース。
ラーメンに胡椒を入れまくる「中西修(ナカニシ オサム)」は塩。
みんな調味料をもじった名前なんです。
 
比較的最近の話では、原作102巻、アニメタイトル「千速と重悟の婚活パーティー」です。
まず、被害者の名前が「泊里安珠(トマリ アンジュ)」。「mariage(結婚)」だー。ちなみに確認してみると、「mariage(マリアージュ)」はフランス語読みの「結婚」で、英語では「marriage」とつづりはよく似てますが、発音としては「マリッジブルー」などで知られる「マリッジ」ですね。より正しく言うなら「メリッジ」に近いようです。
容疑者の1人目、「上寺幾久(ウエデラ イクヒサ)」。「wedding」のもじりかな。
2人目、「円崎源司(エンザキ ゲンジ)」は「engage(婚約)」ですね。ただ、Google翻訳では「婚約」より先に「従事する」という意味が出ました。
犯人の「蕪木到(カブラギ イタル)」は、「bridal」をかなり頑張ってもじってます。
 
映画になると、恐らく1作目の「森谷帝二(モリヤ テイジ)」が「モリアーティ」をもじっているのは有名ですが、他は恐らく作者さんがネーミングを担当していない分、内容と人物の名前には、あまり相関はないようです。「名前」がそのままテーマとなった「14番目の標的」ぐらいかな。
 
ただ、例外はあります。12作目「戦慄の楽譜」です。
こちら、「突然どうしたの?」ってくらい、登場人物が音や音楽にちなんだ名前となっております。
バイオリニストの「山根紫音」には、そのものズバリ「音」が入っています。これだけなら「たまたまかな?」と思うのですが。
歌手の「千草らら」の「らら」はLalalaっていう発声だろうなー。「千草」は、調べてみたら「庭の千草」という童謡が出てきました。原曲はアイルランド民謡のようですが、興味のある方は検索してみてください。ちなみに「千草」は千草さんの名字の由来や読み方、全国人数・順位によれば、全国で使用人口約480人の激レア名字でした。
中心人物となる「堂本和輝」さんについては、とりあえず「堂本 音楽」で検索してみたら結果が「堂本剛」一色になりました。堂本剛さん、私にとっては「ドラマの初代・金田一少年」の方ですが……もしやKinKi Kidsから取ってる可能性もあるのかな。
調律師の「ハンス・ミュラー」さんに関しては、まあドイツ人なので「ドイツっぽい名前をつけたのかな?」と思うのですが。私は小学生の時にピアノを習っていたので、「ミュラー」というと、ピアノ教本として有名な「ブルグミュラー」が思い浮かびますね。
そして、犯人の「譜和匠」さん。上の全国名字(苗字)ランキングで「譜和」という名字を検索してみたところ、「該当なし」でした。実在しない名字である可能性が高いです。というか、「フワ」という音で真っ先に思い付くであろう名字「不破」(使用人口およそ5700人だそう)ではなく字面を変えたのは、やっぱり音楽家っぽい名前にしたかったと思われます。
 
ということで、私が特に記憶に残っている面白ネーミングをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
映画はそれほどでもないですが、原作は特に面白いもじりが多いです。これを読まれた方でお気に入りのエピソードをお持ちでしたら、改めてキャラクターの名前に着目して、「どんな元ネタなんだろう?」と考えてみるのも、楽しみ方としてアリだと思います。

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