あの「コナン」もタイで親しまれていた

どうやら、アメリカのYouTube公式が、明後日の5月1日にCrunchyrollとNetflixに新しいアニメ吹き替えシリーズを配信開始するようです。
前からそうですけど……もう少し先の予定を発表しておくべきだと思うな。この告知の遅さと不安定さも、リブランディングがうまくいかない要因の一つだと思いますよ。せっかく素晴らしいキャストさんを集めているのに。
別に、収録が予定どおりいかなくて、間に合いそうになかったら「延期します」って言えばいいだけの話だと思うんですよね。日本のように「決まった放送枠があり、期限までに仕上がらなかったら穴埋めが必要になる」ってわけでもないだろうに。少なくとも、「次はいつ来るのかまったくわからない」よりはファンも安心できると思いますよ。
 
ちなみに、公式チャンネルも時々チェックしてはいますが、たまーに配信済みエピソードを1~2分程度抜き出して流しているのみで、正直「これで興味を持って配信プラットフォームまでいくような人は、とっくにプラットフォームと契約して、シリーズを視聴してるよ」としか思えません。
 
あと一つ気になったのが、去年は「毎週、過去作映画を無料配信する」という太っ腹ぶりを見せたYouTubeアメリカ公式ですが、その配信作品に「100万ドルの五稜星」と「隻眼の残像」が入っていなかったことです。私、「100万ドルの五稜星」はかなり気に入ってるので、「もしかしたら新キャストの吹き替えで見れるか?」と淡い期待を抱いていたんですが、まさか吹き替えどころか、英語字幕での配信もないとは……ちょっとガッカリしました。


ところで、去年からやり取りしている海外ファンの方から、すごく貴重な情報を頂きました。
少し前にタイに行かれたらしく、「タイでのコナンの取り扱い」を写真つきで教えていただきましたので、ご紹介します。本当は結構前に頂いていたんですが、中身をじっくり堪能して消化する時間がなかなか取れず、ご紹介が遅くなってしまいました。
 
まずは、原作の扱いから。こちらは紀伊國屋の店舗だそうで、なんとバンコク市内だけで3店舗を展開しているそうです。
私も昔、オーストラリアで紀伊國屋を見つけたので、紀伊國屋がワールドワイドに展開していることは知っていましたが……やはり、日本の漫画はタイでも人気なんですね。

右手の棚にあるの、多分「4番サード」ですよね。日本でも、かなりの大型書店でないと置いてないような。そして、その下の棚には恐らく「金田一少年」の37歳編か(読んだことないけど)。
 
そして、

こちらは中国語版コーナーですね。
「コナン」については、日本語、タイ語、英語、中国語で販売されているとのことですが……さらに、スピンオフから各種セレクションまで、品揃えがめちゃくちゃいいな。
 
こちらは、

左上、カードゲームのガイドブックの入荷量がすごい。日本でも、こんなに置いてる書店はそうそうない気がする。ファンの私が言うのもなんだけど、「コナン」ってカードゲームについては、業界内でそんなに人気がすごいわけでもないと思うんですが。
 
アニメイトについては、日本と似たような感じのようですね。

まだタイでは今年の「ハイウェイの堕天使」が公開されていないせいか、「隻眼の残像」のグッズ一色となっております。
 
一緒に「タイで日本の1週間後にハイウェイの堕天使が公開される」という情報も頂いたのですが、調べてみたところ、17日から20日にかけて先行上映されていて、本公開は明日、30日からだそうです(劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』タイ公開&コラボカフェ開催!人気急上昇中のトル(Tle Matimun)がゲスト声優に!日本版は横浜流星が演じる重要キャラを担当【タイ俳優】 より)。
それにしても早い。これは、台本が確定した時点でタイに既に出している、と見てよさそうですね。それだけ「早く新作を観たい」というタイのファンが多い、ということでしょう。その他の各国の公開スケジュールについても、できればまとめて記事にしたいですね。
このタイ版はもう一つ面白いところがあって、記事タイトルにもありますが、あの横浜流星さんが演じた大前一暁の役が、日本と同じくゲスト声優の担当となった、ということです。私も大前はかなり気に入ったけど……また難しい役を俳優さんに振ったな。
 
タイでのコナン人気が、私たち日本のファンの予想以上であることを示す写真を、他にも送っていただきました。

すごく書店で見たような気がする、「コナンの学習まんが」シリーズだ……。
とりあえず表紙イラストを頼りに小学館のサイトを探してみたら、それらしきものを発見しました。
左から、名探偵コナン歴史まんが 世界史探偵コナン4 マルコ・ポーロの真実 

名探偵コナン歴史まんが 世界史探偵コナン5 黒死病の真実 

名探偵コナン歴史まんが 世界史探偵コナン6 切り裂きジャックの真実 

これっぽい感じがする。
さすがに、これだけ表紙をそのまま使っておいて、内容が全然違うというのは考えづらいですが、一応Google翻訳でタイ語表記を確認してみました。
「マルコ・ポーロ」は「มาร์โค โปโล」
「黒死病」は「กาฬโรค」
「切り裂きジャック」は「แจ็คเดอะริปเปอร์」
フォントが違うのでわかりづらいですが、やっぱりこれのタイ語版っぽい。さらに、

こちらについては、画像をそのまま翻訳に突っ込んだら「英語」という単語が出てきたので探してみたところ、

表紙デザインは多少変えられていますが、これかな?
さすがに中身はタイの事情に合わせて修正されているでしょうが、こうして学習教材としても頼りにされているというのは、すごいことだと思います。
 
タイにおいての「コナン」が、日本と同じく、単に「人気のコンテンツ」というだけではなく、「子どもが世の中を学ぶ際のパートナー」としても親しまれている、というのは、ファンとしてとても嬉しいし、誇らしいです。
というか、学習まんがで「切り裂きジャック(ジャックザリッパー)」を扱ってたことにも驚いたわ。多分ですが、「ベイカー街の亡霊」で描かれた正体とは違いそうな気がしますけどね。
 
日本の公式からは、「ハイウェイの堕天使」の応援上映、副音声上映、そして「スクリーンX」という壁面上映の実施スケジュールが発表されています。私としては、今年も「英語字幕上映」をやってほしいところですが……とりあえず、応援上映への子連れ参戦を検討中です。帰りが遅くなっちゃうけど、仕方ないよね。
そして、今年はゴールデンウィークの予定がほとんどないので、どこかで横浜へ行って、聖地巡礼したいです。

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