長男の原作読破巻数が35巻に到達しました。「今年中にロンドン編まで読む」と言ってますが、このペースで読んでいけば今年中とか言ってないで秋ぐらいには到達できそうです。……というか長男、ロンドン編が71巻~72巻であることを知った上で言っているのか、どうなのか(そもそも長男がどうやってロンドン編を知ったのかが定かではない)。まあ、私が人生かけて追っている作品を、我が子が気に入ってくれるのは純粋に嬉しいです。
私は基本的にアニメのリアルタイムの感想は書かないのですが、昨日の「鳥人間コンテストとのコラボ回」を見て「私、意外と鳥人間コンテストに思い入れがあったんだな」と感じたので書いておきます。
現時点で放送されたのは前編だけなので、後編まで見てみないことには全体のストーリーは評価できないですが……思ったのが、最近は「鳥人間コンテスト=プロペラ機による長距離飛行記録」になっているような現状への寂しさです。
YouTubeで動画を探してみたら、意外といっぱい大会公式やテレビ局公式のドキュメンタリー動画が上がっていたので、1つご紹介します。
これがアニメコラボでもクローズアップされた「人力プロペラ機部門」ですね。
しかし、「鳥人間コンテスト」の面白さは、これだけではない!他にもあったよね……と思って探してみたら、ありました、「滑空機部門」が。プロペラを持たず、動力なしでの記録を競う部門です。
こちらは「衝撃フライト」というくらいなので、多分歴代のフライトの中でも記録が伸びなかった事例を集めている動画でしょう。しかし、私としては「これこそが、日本人の好きな「儚さ、脆さ」ではないか」と思うのですよ。花見は、1週間くらいしかない、なんなら台風でも来たら一晩で散ってしまうような桜を見に、大勢の人たちがこぞって詰め掛けます。花火は、一瞬の輝きのために何カ月もの準備をします。物理的には、後には何も残らない。しかし、記憶に残す、そのために全てを賭ける。日本人って、昔からそういう「形として残らないもののため、長きにわたる努力」が好きな性分だと思うのです。
ちなみに、一時期は「所定のコースをいかに速く飛べるか」を競う「タイムトライアル部門」もあったようで。
こちら、かなり面白い、盛り上がる部門だったろうに、なぜなくなったの?と思いますが……どうやら「直進からの折り返し」が人力プロペラ機には難しすぎて、完走できるチームが少なく、競技性が保ちにくかったと思われます。
さらに、私の中では、もっとふざけた機体もあった印象があったので調べてみたところ、40年くらい前の大会開始当初には「コミックエントリー部門」という、機体のデザインやエンターテインメント性を競う部門があったそうで、なぜか英語ナレーション付きの動画が出ていました(笑)。
これは特にふざけた機体・格好を集めたものだと思われますが……私が子どもの頃に見て「鳥人間コンテストって面白いな」と思ったのは、多分この部門でしょう。しかし、この部門、1988年までの開催だったということは、私が2歳そこらの頃までしかやっていたなかった事に。……私は何歳の時の印象でこの大会を見ていたんだろう……?(笑)。それだけ、見ていて楽しかったということかな。
しかし、この動画が上げられたのがわずか3年前ということを考えると、大会公式も「この頃の記憶を今に残すことにも意味・需要がある」と考えているんでしょうかね。だったら、大会として部門を復活させてほしいものです。
もちろん、現在語られている「人力プロペラ機部門」にかける関係者の情熱も素晴らしいです。だからこそ、この「おふざけ」と「真剣」のギャップこそが「鳥人間コンテスト」の魅力だったのではないか?と思うのですよ。今は「いかにすごい機体を造り、いかにパイロット始め関係者が情熱を注いで努力し、いかに素晴らしい記録を作るか」に大会全体が執心し、番組としても、それだけを売り出しているように思えるのが、やはり寂しいところです。
とりあえず、来週の後編では、コナンが機体に並走するボートに乗って指示を出すようですが……あのボートには、チームからパイロットに指示を出す通信機器があるはずなので、バッジいらなくないか?と、無粋なツッコミをしたくなりました。まあ、今回のコラボは映画でおなじみ大倉崇裕氏の脚本なので、期待しておきます。
ちなみに、アイキャッチは北海道の鳥「シマエナガ」のイラストです(鳥つながり。笑)。


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