クラウドワークスでライターになりそこねた話

これ、ブログを始めた当初から「早いとこ書きたい」と思ってた話なんですが、なんだかんだで半月もかかってしまいました。


私がいくつか登録した在宅仕事系サイトの1つにクラウドワークスがあります。
在宅で働きたいと思ってる人なら名称くらいは知っている、見たことがある方が多いのではないかと思います。
ここでタスク案件(クライアントと直接やり取りせず、簡単なアンケートや長文記述案件をその場でこなし、それが承認されると後日報酬が入るというスタイル)をちょこちょこやっていた中で、あるときプロジェクト(普通にクライアントとやり取りしながら進めるスタイル)のライター案件に応募してみたことがあります。
 
というか、試しに「コナン」で検索してみたら、エンタメ系のメディアでコナンに関する記事を書ける人を募集してる案件がいくつかあったんですよね。
コナンに関してなら大抵のことは調べるまでもなく書けるし、調べ物なら我が家にコレクションしてある特集本からレア情報を出してオリジナリティを出せるし、それで小遣い稼ぎできるならいいじゃん!と思ったのですよ私。
ちなみに、「コナン」限定での募集もしくは「コナン」についてしか書けなくてもいい案件ってことで、多少は吟味しました。
 
まず応募したのは、1500字以上書いて記事1本500円、コナンについてのニュースサイトの記事を量産するという案件でした。
ここはなかなかに意欲的で、1日1000字レベルでずーっと書けること、というきつめの条件だったんですが、クライアントがテンション高めで気さくそうな人なので、まあ大丈夫かな、と話を進めました。
クラウドワークスはシステム利用料が20%かかるのでそれは負担してほしい、と申し出ると快くOKしてくれました。
WordPressへの入稿をするのでGoogleアカウントを取ったり(これ、地味に他の仕事に使えた)、キーワードが羅列されたエクセルのリストやマニュアル動画をもらったりしてましたが、まずここで問題が。
 
クラウドワークスでは「仮払い」というシステムが基本で、クライアントによる報酬不払いを防ぐため、あらかじめクラウドワークス運営にクライアントから支払いをしてもらい、ワーカーが納品してクライアントがそれを認めた時点で報酬が運営からワーカーに支払われるという流れです。なので、私のログイン画面には常に「仮払いが終わるまで仕事を始めないでください」という警告メッセージが出ていました。
クライアントのほうはそれを知ってか知らずか「まずは1本書いてみてください!」とまたテンション高めに送ってきて、これは本来なら断るべきなのですが、ライターとして実績がない、というかライターになるつもりもない私が記事で報酬を得ることへの負い目から、私はそれを無視して記事を1本書きました。そして入稿報告と同時に「仮払いしてませんよね?」と遠回しに伝えてみました。これが1番のガッカリだった。
仮払いについては見事に無視して、記事にダメ出ししてきました。いわく「長い文章はダメ、もっと改行して」とか「タイトルは極力キーワードだけを使ってつけて、タイトルの文字数は~」とか(文章力に関しては問題なかったようです)。
 
これをなんでマニュアルに盛り込まなかった……と思いつつ、これ以上は譲歩しねーぞと、無反応でとりあえず仮払いを待った2日後でした。クラウドワークスから「仮払いが済んだので仕事を始めてください」の連絡が来ました。


※ちなみに、自分がブログを始めてから分かったことですが、注意された内容はほぼ「SEO(検索エンジン最適化)」の基本事項でした。どうもこのクライアント、「Webサイトの文章書くならこれくらい分かってて当たり前だろ」という感覚でやってるっぽい。初心者歓迎の募集しといてどうなんだろうとは思いますが、まあ今となってはどうでもいいことです。


ここで「まあ稼げるし」と案件を続けてもよかったんですが、私はちょっと待ってました。というのも、私が仮払いを待ってる間の「まだ仮払いできてません、少し待っててください」とか「こういう事情でいつまでに振り込みます」とかのフォローが全然なかったので、せめて「遅くなりました」の一言がほしかったんです。それが誠意というものだと思ったので。
でも、仮払いされてから半日経ってもクライアントからは一言もなく(メッセージを送るだけなら、かなり忙しくてもスマホから数分のはず)、私はここで完全にモチベーションが消えました。
一応、案件キャンセルの際にそれまでの不満を全部ぶちまけたんですが、結局そのクライアントは何一つ私に反応することなく、その案件は終わりました。
 
クラウドワークスは巨大企業なのでスタンダードケースとして社名を出しちゃいましたが、クラウドソーシングのほぼ全体がこんな感じですね。シュフティという別のサイトでは、「想定時間単価:60円」と平然と書いてある案件があって、これはこれでぶっとびました。
クラウドソーシングが「プロを安く使える、または初心者をただ同然でこき使える」場ではなくなる日は来るのでしょうか。

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