コナン映画の英題についてのアレコレ

子どもが風邪引いたと思ったら、私と同じ咳をし出しました。やっぱり親が持ってる風邪菌は子どもにも移る……。
しかも、かかりつけの小児科に行ったらコロナの抗原検査をする基準が「37.5℃」から「37.0℃」に下げられていて、37.1℃あった次男が鼻に綿棒を突っ込まれ大泣き。……いや、幼児の37.0℃って、ちょっと興奮したりするとすぐ越えちゃうんだけど。
 
37.5℃くらいあれば諦めもつくけど、さすがに37.0℃を基準にされると面倒です。しかも、まだ検査の必要性が頭で理解できない(できてても理性で我慢できない)ので、採取からしばらくは大泣きでした。まあ、宥めるために車内を自由に触らせてみたら、今度はそっちに大興奮して機嫌よくなってくれたので、結果オーライでしたけど。
というか、最近は次男も「お口あーん」で薬を直に飲めるようになりました。というか、「お薬飲むよー」と声をかけると自ら口を開くほどに。私、そんなに育て方良かったかな?とちょっと自画自賛したくなったり(笑)。


このところ、仕事のことや育児のことを書くことが多く、たまにはコナンのことをまた語りたいな、と思うのですが。
まだまだ思考が「ハロウィンの花嫁」に染まってるので、また映画に関連したことを書こうと思います。
 
過去作も含めた評判や感想を見ているうちに、こんなブログを発見しました。アニメで楽しむ英語学習 | 映画やアニメを英語で見て楽しく学習するブログです。 (kumaken340.com)
アニメや映画のタイトルや台詞を通じて英語を学ぼう、というコンセプトで、「コナン」からもいろいろなフレーズをピックアップして、単語の意味や文法的な説明をしてくださっています。
その中で、映画タイトルの英題に注目。
 
コナン映画のタイトルって、漢字とその読み方の雰囲気(笑)加減が有名ですが(去年も今年もひねってないので、一部の方を落胆させた模様)。訳し方もけっこう味があるんです。まあ、訳タイトル自体は公開時のロゴにも入ってるので何となく覚えがあったんですが、たまに思い切った意訳があって面白いです。
 
例えば「瞳の中の暗殺者」。英題は「Captured in Her Eyes」。私が好きなコナン映画の中でもツートップのうち1つです。
「暗殺者」が消えた(笑)。直訳すると「彼女の瞳に捕らわれた」みたいな感じですかね。これだけ見ると、犯人どころかコナン(新一)のこと?と思わんでもない(ほぼ一目惚れした的な意味で)。
 
ちなみに、ツートップのうちもう1つ、「天国へのカウントダウン」は「Countdown to Heaven」。まんまでした。
 
その次、「ベイカー街の亡霊」は「The Phantom of Baker Street」だそうですが、正直、コナンファンとして「The Phantom」とか出されると、まず「KID the phantom thief」(「怪盗キッド」の英訳。コミックス30巻でまんま出ます)が思い浮かぶんですが、私だけか。「phantom thief」で「怪盗」という熟語だそうなので、かぶっても仕方ないか……。
訳語としては、割とそのまんまなんですけどね。
 
その次、「迷宮の十字路」の「Crossroad in the Ancient Capital」はめっちゃかっこいいと思います。直訳すると「古都の交差点」って感じかな。「舞台は京都ですよ」感がとても出ている、とてもいいタイトルでした。
 
という感じで見てると長くなるので、次に11作目まで飛びます。
 
「紺碧の棺」は「Jolly Roger in the Deep Azure」でした。
正直、「棺」と書いて「ジョリー・ロジャー」と読ませる日本語の原題より、こっちのほうがシンプルにスッキリしていいような気がします。
 
続いて、私のお気に入り映画の1つ「戦慄の楽譜」。
これは「Full Score of Fear」ですが、私はロゴのオシャレさも相俟って、かなり印象に残ってます。いや、毎年ロゴはかなりオシャレですが、この映画のロゴは特に気に入ってるんです。
これに限っては、申し訳ないけど「映画の内容を考えるに、この日本語のネーミングに勝るものはないな」と思います。
頭に「戦慄」と付けた上で「楽譜」を「フルスコア」を読ませる。「その譜面を全て演奏するとホールが崩壊する脅威」を表す、これ以上の表現はないわ。
重厚な音楽に力を入れた作品なので、派手さはなく評価もイマイチですが。こういうところを見ても、私はやっぱりいい作品だと思います。
 
続いて「天空の難破船」は、「The Lost Ship in The Sky」でした。
大仰に付けられた「天空」が、英語ではあっさり「The Sky」で落ち着くのがなんか面白い。
この作品は、全体としては「コナンとキッドの距離が近すぎる」「キッドが保身のために蘭の恋心を利用する(しかもそのことを終盤まで忘れる)」という2点であまり好きではないんですが、コナンがテロリストたちの動向を冷静に探ったり、罠を張ってテロリストたちを次々に撃破していくところは大好きです。
 
いくつか飛んで「絶海の探偵」は「Private Eye in the Distant Sea」です。
この「Distant Sea」って当時から「かっこいいなぁ」と思ってたんですが、どうやら熟語としてあるわけではないようですね。「遠く隔てられた海」って感じかな。
この作品は、個人的には「途中まで、コナンの行動によって正規機関の人間による捜査が攪乱される」という点でちょっと微妙です。クライマックスの蘭を救出する流れは、どれだけ無理やりでもどーでもいい!ってくらい気に入ってますけど。
 
いくつか飛ばして「から紅の恋歌」。これ、熟語として変換できる部分がないのが面倒くさい。
「The Crimson Love Letter」。「Crimson」のかっこよさはいいとして。
元のブログの方も書かれていますが、できれば「ラブレター」はそのまま英訳せず、もうちょっと「和歌」を連想できる言い回しにしてほしかった。テーマが「百人一首」ですからね。日本発祥のものなので、英語ではうまくニュアンスを表現できなくても無理ないか……。
 
「紺青の拳」は「The Fist of Blue Sapphire」となっていました。
内容的には、むしろ英題のほうがシンプルでわかりやすくていいんでしょうが。個人的に「紺青」の堅苦しさがどこかに欲しかったかな、と思います。京極さんの堅苦しさに通じるものがあると思うんですよね(笑)。
 
次の「緋色の弾丸」、これはそのまんま「The Scarlet Bullet」でした。
私としては、これは元のタイトルが間違ってると思います……。劇中で「銀製の弾丸」であることに大きな意味があったので、タイトルは「銀の弾丸」のほうが良かったのでは、と。
とはいえ、作者さんが赤井さん大好きで(「赤井と優作がいればコナンいらない」とか言っちゃうくらいの寵愛ぶり…)、原作でも「赤、緋色」は赤井さんの代名詞として使いまくってますので、仕方なかったのかな。
あと、コナンの作中では銀の弾丸は「シルバーブレット」、「組織を撃ち抜く切り札」として使われているので、組織とまったく関係ない映画には使えなかったというのも、わかりますが……。ちょっと釈然としないネーミングでした。
 
そして、今年の「ハロウィンの花嫁」。「The Bride of Halloween」だそうです。
…「花嫁がbride?brideって結婚って意味じゃないの?」と思って考えてみたら、犯人(笑)がわかりました。「ジューンブライド」だ
調べてみるとbrideには「花嫁」という意味があり、「花婿」は「groom」というらしい。なんか、定着感にすごい差がある気がするんですが……。
ただ、少し偉そうなことを言うと、「Become a bride on Halloween(ハロウィンに花嫁になる)」みたいな感じでもよかったかな、と思います。
 
なんか、すごい長さになってしまったのでさっさと終わりますが、あちらのブログのほうには映画全作分の紹介と説明がありますので、ぜひ読んでみてください。とても興味深いです。

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