テープ起こしについての細かな愚痴

なんか最近、保育園でRSウイルス感染症が流行っているそうで、保育園からの注意喚起メッセージの量がすごいです。
市外の小児科に勤める母も流行っていると言っているので、結構広範囲なのかもしれない。
「少しでも風邪症状があったら登園を見合わせてくれ」と言われていますが、私はともかくとして、世のワーキングママさん方にそんなことができるのだろうか……とちょっと思ったり。


さて。今日はまたテープ起こしの話で。たまには画像を貼ってみます(拾い画像です)。

私のパソコンデスクにはサブモニター、表記辞書×2、その他テキスト(もう使ってないなぁ)、ヘッドホンハンガーにかかったヘッドホンがあるのでこの画像とはだいぶ違う光景です(っていうか、スッキリしすぎだろこれ)。
 
テープ起こしで欠かせないソフトといえば「音声再生ソフト」ですが、私は「Express Scribe」というソフトの有料版を使ってます。
プロのタイピスト推奨。フットスイッチで操作できるPC/Mac用テープ起こしソフトを無料ダウンロード。 
無料でダウンロードして使えるソフトもありますが、私は今の契約先にこれを入れていると言ったら「ありがたい」と言われました。なんでも、他の無料ソフトだと動画は取り込めないからだそうで。動画を再生ソフトそのものに取り込めるかどうかは、動画を起こすに当たって割と重要な要素です。
テープ起こし会社は在宅ワーカーの作業環境の整備などにはお金を出さないので、無料ソフトもある中で「有料ソフトを入れてくれ」とは言えないんですね。Wordとか記者ハンドブックとかについては唯一無二で代替品がないために「用意しておいてくれ」と言いますが、再生ソフトについては無料で評判のいい「okoshiyasu2」とか「テープ起こしプレーヤー」とかがありますから。
 
個人的には、このソフトの最大の特徴は「ノイズ除去機能」だと思ってます。雑音がひどい時に、この処理をすると多少はましになります(あまりにノイズだらけだと、あまり意味なかったりしますが。先日そんなのがありました…)多少雑音があるかな、くらいの場合なら、この機能で結構声がクリアになります。その代わり、声の聞こえ方が変わって、元の音質で聞き取れた発音が聞き取れなくなったりもしますが。もちろん元の音声にも一瞬で戻せるので、結構重宝もの。
 
そして、私は「意味ないな」と思って最近は使っていない機能、それが「再生スピード調整機能」だったりする。
この機能があるから「テープ起こしには専用ソフトを使え」と言われてるんですが、私は最近は全然使ってません。理由は「再生スピードをゆっくりにしても、その分音声が曖昧になるので、結局聞き取れないから」です……。
小さな画像を大きくしても、その分画質が粗くなるので細部がよく見えるようになるわけじゃないのと同じで。元の音声で音質が粗ければ、ゆっくりにしても聞こえ方がよくなるわけじゃないと思うんです。しかも、再生スピードを遅くすると、当然再生にかかる時間が長くなり、全部聴き終わるまでの所要時間が予想しづらくなるという。
 
逆に、私が「こんなソフトは何でないの?」と思うのが、「テープ起こし専用のテキストソフト」です。
私が見る限り、大半の会社がWord納品でやっている(一部、一太郎とかExcelでの納品も対応してるらしい会社はある)関係で、起しワーカーの納品もWordだから私もWordでやってるんですが、正直、ちょっと使いにくい。
 
かなり前にテープ起こしの面倒:意外に不便なWordの機能 で詳しく触れたんですが、本当に「話者(発言者)名」と「本文」で一括置換を分けるような機能があれば、どんなに楽か。ちなみに、大文字を小文字に、全角文字を半角文字に、とかは一括置換でやってくれます。見分けがついてるならちゃんと区別してくれよと毎回思いながら、文字を置換する必要がある場合は早めにやって、あとは整文しがてら自力で置換ミス(というか過剰置換?)を見つける、といった具合にやってます。
 
これに関しては、前の契約先は神対応でした。議会議事録をメインにしていたために、話者表記が長い長い。発言者のフルネーム+肩書全部(「○○部長」とか「××課長」とかならまだまし、「○○部長兼××課長」とかもあった)という場合もあるので、話者名だけで10文字超えたりするんですよね。なので、独自ソフトによる専用エディターで話者表記を短縮入力できるようにしてありました。
話者名自体はあらかじめ社員さんが資料を基に設定し、短縮表記も併せて登録しておいてくれてて、私たちワーカーはその短縮表記を数文字入力するだけ。これ、入力作業の細かな手間を省くだけでなく、誤変換防止にも効果抜群でした。そうやってシステム開発と保守に力を入れた結果、経費がかさんでワーカーへの報酬が安くなってたのかなぁ……。社員さんの対応自体はすごく丁寧だったので、とっても惜しいところでした。
 
Wordは校正とか字下げ設定とかの機能はとても使えるんですが、やっぱり「テープ起こしのためのソフトではない」というのは日々痛感します。ベテランワーカーさんたちは、多分それが当たり前なので、もう無意識レベルでそういう調整をされてるんでしょうけれども。まあそもそも、テープ起こしの表記辞書として恐らく1番メジャーである記者ハンドブックも、その名のとおり「記者」が使っているものをテープ起こしに応用しているだけですからね。

最新版の画像が見つからなかったので、1つ前のを貼ってみる。
先日「文字起こし技能テスト」が開催されたようで、運営団体からのメルマガが届いてましたが、「記者ハンドブックで書き換えの指示があっても、それはあくまで記者への指示。テープ起こしワーカーは記者ではないので、書き換えは厳禁」と注意されてました。
表記辞書という必須アイテムですら、そのまま使うことはできないんです。これを「テープ起こし専用」に編纂し直せる人がいたら、結構もうかるような気がするんだけどな。
 
たまには画像でも入れて読みやすくしようと思った結果、なんか中途半端なことになった気がします……。
次の仕事が来るのは、いつの事になるのやら。
では、だいぶ蒸し暑くなってきましたので、お体にお気を付けください。

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