テープ起こしメルマガにツッコミたくなって

3カ月ぶりくらいのテープ起こし案件を納品しましたー。
正月明けからしばらく、まだ余裕がなくて「仕事振らないでくれ」って頼んでたんですが、その期間が終わってからも2週間くらい仕事なかったんで油断してたら、かなり大型案件が来ました。それにかかりきりになって、しばらくブログ書けませんでした。
出張案件だからやりやすいだろうと思って請けたら、ちょっと騙された
 
前の会社ではありませんでしたが、今の契約先では出張録音も受注していて、別の契約スタッフさんが会議に臨席して録音作業をした音源も回ってくることがあります。今までも何度かやってますが、さすがに全体的に音質がよくて聞きやすいです。発言者本人の滑舌が悪い場合はどうしようもないですが(苦笑)。
ただ、今回まさにそうだったんですが、現場スタッフさんの不手際なのかそれとも担当社員のせいなのか、「発言者の特定のためにはかなり頑張ってるのに、肝心の議題についての資料が皆無」っていう場合もあり、これはこれで苦労します。資料がわんさと来てるのに、自分でも調べまくらなきゃいけない……。


先日少しだけ触れた「トライアルに受かっても、すぐに仕事が来るわけではない」という話についてです。
テープ起こし会社は、基本的に「繁忙期のマックス業務量を捌けるだけの人数」を在宅スタッフとして確保するので、繁忙期が終わると放置されます。しかも始末が悪いのが、社外からはそういった情報が全然入手できないってことですね……。
ちなみに、例外のように年がら年中スタッフ募集してる会社もあります。東京の某社では「スキルのある人はどんどん確保したいので、契約スタッフの数に上限を設けていない」と公表してたりもします。「それ、もう完全に「閑散期は放ったらかし」宣言やん……」と思うのですが。
 
で、メルマガではそういった疑問に対して、アドバイスとして

  1. 案件の多い会社に登録すること。
  2. 繁忙期の仕事をしっかり請ける、量をこなすこと。
  3. 原稿のクオリティを保つこと。
  4. 連絡をしっかりすること。

と、挙げられているんですが。私の肌感としてツッコミ入れます。
 
1→これは外からではまったくわからないので、正直「挙げるだけ無駄」感がありますね……。
「仕事量が少なければ他と掛け持ちしよう」と書かれてましたが、案件が多い、仕事を多く回してもらえやすい会社かどうかを判断できるまで(数ヶ月~1年弱)は、掛け持ちの判断もできないのがネックです……。
去年でいえば、私の仕事量は年明けの1、2月は200分を超えてましたが、4月になったら一気に30~60分程度に激減しました。今の契約先の仕事を請け始めたのが、丁度繁忙期に入る10月だったせいもあり、そこそこの仕事量があったので、まさか春になったらこんなに減るとは思わず、慌ててパートを探し始めたわけですけれども。
 
2→これが掛け持ちしながらできる人は、多分「仕事がない」と嘆くことはないと思うんですけどね。
私も掛け持ちを考えていろいろ調べましたが、業界の中で会社によって繁忙期が変わることは、そんなにないと思います。私がチェックしていたいくつかの会社でも、「業務が繁忙期に入ったので、募集は一時中止します」と案内されていたところがありましたが、その時期はほぼ同じでした。
まあ、一般案件と行政案件、とかの違いはありますが、A社の繁忙期は大体B社もC社も繁忙期なので、「まだ仕事を任せてもらえてない新人」が掛け持ちしつつ量をこなすって、無茶じゃね?と思う。
 
3→2に直結。納品する原稿のクオリティを保とうとするとどうしても時間がかかるので、2との兼ね合いがネックになります。
 
4→私の場合、特に「請けられない時」の連絡ほど早くするよう心掛けています。誰かに振られることは確かなので、「最後に振られた人」の作業時間をできるだけ確保してあげるためです。見も知らない人ですが、同じ立場としての気遣いはしたい。
 
結局、末端スタッフの立場でも「それはそうだよね」と頷けるのが4だけだった。
というか、以前テープ起こしのフィードバックについて でも書いたんですが、「自分が納品した原稿が音源に対してどれだけのクオリティなのか」というのは、ワーカー自身ではよくわかりません
前の会社では、案件ごとに評価項目がありつつも数字評価ばかりでコメント一つないことも多く、作業単価が激安だったこともあって、モチベーションを保つのが大変でした。多分、社内評価もイマイチだったんだろうと思います。今の契約先では校正ワーカーさんからのコメントがありつつ、修正箇所が多いと「これ、評価ダメなんじゃね?」と思うことも多く、「単価アップします」のメールでようやく評価されていたことがわかりました。
メルマガには「Aさんが調べられなかった情報をBさんが調べたこともあった」ともありましたが、まさに「答えや結果だけをポンと出されても参考にならない」だと思います。社内の人の立場だと、そういう視点にはなかなかならないのかな。
 
私の原稿に対するフィードバックで「とても丁寧に作業されていた」という校正ワーカーさんのコメントをもらったことがありますが、基本的に在宅業務委託では「納品されたものが全て、途中の頑張りは関係ない」という見方をされます。
ただ、途中が不十分なら結果も不十分になるのは道理なので、「結果を良くするために途中を良くする協力」はできるだけしてほしいな、と思います。ノーヒントで「結果だけ良くしろ」と言われても、奮起できる人ばかりではないと思うんですよね。
 
母からは「パートに集中して、起こしの仕事はやめたらどうか」と言われてちょっと迷ったりしてますが。できるだけ長くこの仕事を続けて、「業界に微妙に首突っ込んでるからこそ持てる視点での現場情報」を発信していきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました