明日はシフトが休みなので、また一人カラオケにでも行こうかと思ってたんですが(この前行ったばっかや……)、赤十字からこんなメールが来たので、急遽献血に行くことにしました。
献血のWeb会員になっていると、たまーにこんなメールが届きます。
私は時々献血の宣伝をしますが、「人にあげられる健康な血」でなければ本採血できないので、献血って結構体にいいんじゃないでしょうか。
献血の利点として、地味なところで「人と話ができる」というのがありますね。睡眠時間やら渡航履歴やらの確認とか、採血する時の諸々の確認とかで何かと事務員さんや看護師さんと話をせざるを得ないので、普段人と話す機会がない人にはとてもオススメです。しかも、こっちは「無償で血を提供している側」、赤十字からすれば「お客さま」のようなものなので、とても丁寧に対応してもらえます。
先日、現在pixivで書いている小説の参考も兼ねて、「幽遊白書」に関連する動画をいろいろ見ていた中で、すごいものがありました。
作中屈指の頭脳戦である「海藤との言葉の戦い」で「1分に1文字ずつ使える文字がなくなっていく」というルールを、英語ではどう表現したのか、というのがポイントです。動画で貼った手前、詳しい内容は書きませんが、コミックスとアニメではまったく別のルールに変更されています。関連して、キャラのセリフもかなりアレンジが加えられていて、私も初めて見た時に「すげぇ!」と思いました。
このように、コミックスとアニメでは気の使われ方が違います。他のアニメを見ていても、いきなりオリジナルな展開が始まったり、セリフが省略されていたりして「ああ、時間調整されてるな」と思ったりするんですが。
「コナン」でも、当然そういった調整がされてるんですが、こと原作のエピソードに関しては、主に「時間稼ぎ」の間延びテンポが目に付きます。そして、そのせいで、よくよく考えると「このキャラ、ここでやってることヤバくないか?」と思ってしまうことがありました。
1つ目は、私も大好きな「揺れる警視庁」、原作コミックス36~37巻のエピソードです。
どこが問題かというと、ラストで犯人を追い詰めた佐藤刑事が、殉職した松田刑事を思い出して我を忘れ、犯人を銃撃してしまったシーン……の後です。原作では、飛びついてきた高木刑事にすぐに我に返っているんですが、アニメでは飛びつかれて倒れた後、起き上がって改めて犯人を撃とうとするんです。これをどこかのファンの方が「原作では高木刑事に飛びつかれたことですぐに我に返っているが、アニメ版の描写だと、起き上がって高木刑事の制止を振り切り、また犯人に銃を向けている。これは意識的に犯人を殺そうとしているのであり、刑事の倫理的にアウトじゃないか?」と言っていて、私も「確かに」と思いました。「コナン」に登場する刑事は、一部被害者や犯人になる例外を除いて「強い正義感を持ち、犯罪者を法によって裁くべき」という信念のもとに仕事をしています。その刑事の、しかもコナンとも頻繁に捜査をする(ここにはツッコミ入れないとして)警視庁捜査一課の刑事が、想いを寄せた人を殺したからといって犯人の頭を撃ち抜こうとしちゃ、そりゃダメですよね……。
もう一つ、最近気付いた「ヤバくね?展開」が、こちらは組織編の大型エピソード「二元ミステリー」です。原作コミックスでは42巻、アニメでは「初の2時間半スペシャル」として放送されました。正直、その「ヤバ」ポイントがなくても、30分延ばさなければあんなに間延び展開にならずに済んだのではないか、と思いますが。
で、どこのシーンかといえば、これも終盤、コナンとベルモットが相対している所に灰原が駆けつける場面です。
ここ、原作では灰原到着→コナンの注意がベルモットから逸れる→すかさずベルモットがコナンの麻酔銃に手を伸ばし、標的をコナン自身にして撃ち込む、という展開がかなり素早く、灰原の視点で見ると「何とかコナンの元にたどり着いたら、丁度ベルモットと対決の真っ最中だった。どうしたものかと戸惑っていたらコナンが眠らされてしまった」という流れで、特に問題はないんですが。
アニメ版では、コナンとベルモットが対峙しているのをお構いなしに灰原がコナンの元に走り寄っているんです。「ダメよ、これは私の問題」というモノローグ入りで。
いや灰原さん、コナンの目の前にベルモットがいるの見えてる?コナンの注意をあなたが引いちゃってる間にコナン殺されない?
と、見返して思いました。実際にはベルモットはコナンを大切に思っており、殺すとか絶対できないんですが、それを灰原は知らないはずなのですよ。
コナン自身は「わざわざ灰原を殺すためにオレを引き離そうとしているベルモットは、オレに何か思い入れがあるらしい」と推理した上でこれやってるんですが(といっても、登場して早々麻酔銃向けてるんで別に油断はしてない)、その辺も灰原は聞いてないはずだし。実は聞いてたとしても、ベルモットの目の前でコナンの注意を自分に引いてしまってはダメじゃないかと。読者や視聴者が「主人公たるコナンが殺されるわけがない」と思うのは仕方ないですが、作中のキャラ自身が「彼は主人公だから殺されないだろう」みたいな行動しちゃダメですよね……去年の映画ではコナン自身がそれをやらかしたような気がするけど、私は見てない覚えてない……。
現在、「漫画(というか書籍)をドラマ化するに当たって原作から改変すること」が話題、というか問題になってますが。こうして考えると「完全に原作どおりで、オリジナル要素のないアニメ化」って、なかなか難しいんじゃないかと思います。時間が余ってしまい、尺を稼ぐためにちょっとしたセリフを入れると「え、それ言わせていいの?」となったり「いや、そこすぐに次のアクション起こさないとおかしくない?」ってなったりするんじゃないかと。だからといって、原作のテンポに合わせてアニメなりドラマなりの時間枠(分数)を調整することなんてできませんもんね……。
書籍の映像化って、私たちが思う以上に難しいのかもしれない、と思う今日この頃でした。


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