キッドが「変装しなかった」あの人について

今年は早かったな、100億(つっても去年と2日違いでしたけど)。
というのが今年のゴールデンウィークの感想でした。
私は「コナンが好き」だけで25年以上突っ走ってきた人間なので、あまり数字にはこだわらないのですが、やっぱり「客観的なステータス」によって好きな作品が褒められ、感心されているのは気持ちのいいものです。
 
ちなみに、今年の5月4日には旦那の車を借りて4DX上映に行ってきました。
感想。これだけ揺れてりゃ酔ってる暇ないわ。
まあ、一昨年より事前に「どれくらい揺れそうか」が経験としてわかっていた、というのが大きいとは思いますが(ちなみに去年は4DXには参戦してません。服が濡れるのが嫌で……)。
しかし、クライマックスに入ると本当にガッタンガッタン揺れまくり、肘掛けをしっかり握っていないと怖くなるくらいでした。いや、これはもう「酔う」を通り越してますよ(笑)。あまりに座席の揺れ具合が大きく、私は逆に酔いませんでした。ジェットコースターに1時間くらい乗り続けたら(疲れるだろうけど)逆に酔わなそう、みたいな感じでした。
ただ、クライマックスのバトルに関しては「あの辺の展開ではバトルの場所が場所だけに、風がすごそうだな」と思っていたんですが、風は案外来ませんでしたね。
 
というか、愛知県内で唯一MX4Dで上映されていたTOHO赤池で気付いたらMX4Dをやめてしまっていたようで、私はよっぽど旅先で映画館に飛び込むことがない限りはMX4D上映が見られなくなってしまいました……。旅先でわざわざ映画のリピートができる状況が来るとは思えないので、恐らくもう無理でしょう。採算取れなくなっちゃったのかな。ごめんなさい、年一しか行かなくて。
 
ところで、今年の映画では、まず特筆すべき長所が「キッドが新一に変装しなかったこと、それを疑問に感じさせなかったこと」ですね。映画において毎度「あの人」になりすます男 でも触れたことがありますが、キッドのキャラ設定として、新一に変装することはめちゃくちゃ都合がいいんです。そのメリットの数々をいかに潰すか、というところにも制作陣の手腕を見せてほしいと思っていましたが、今回の映画は、その点で大満足でした
 
ただ一点、「沖田に変装した時のあの「どすえー」は、コナンたちには変装がバレても構わないと考えてあえてやったのか、それとも怪斗が素で方言が苦手なのかどっちなんだろう?」とは思いましたが(笑)。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、コナンも方言は苦手で、関西弁にいたっては蘭にすら「変だ」と言われるほど下手くそです(逆に各地の方言がペラペラなのが有希子ママだったりします)。これを制作陣が仕込んだ理由が「キッドが乗り込んできたと、観客にわかりやすく伝えるため」なのか、それとも「ラストでキッドとコナンの血縁関係が明かされる布石として、原作コアファンに向け、2人とも方言が苦手だという設定を仕込んでおいた」ということなのかが地味に気になります。もし後者なら、もう感服ですね。
(まあ、あれだけ顔がそっくりだ、声まで似てるとアピールしてるんで、他に似てるポイントをわざわざ仕込む必要はなさそうな気もしますが)
 
今回はキッドがいろんな人物に化けましたが、そのどの場合もが「うんうん、そこで新一がいきなり出てきたらおかしいよね」と頷ける変装相手選びでした。だって、現地の警部なり学生なりに化けた方が「突然現れた高校生探偵」に化けるより自然に目的を果たせますもんね。唯一「新一でもよかったかな」と思える状況が、北海道東照宮に向かった時の小五郎かなと思いますが、あそこだけ新一になりすますのもストーリー的におかしい。
 
そして、新一になりすますと嫌でも蘭と絡むことになるので、「新一にならないことにより、これまで散々やってきた蘭とコナンとの三角関係もどきがなくなった」ことも好感ポイントでした。キッドというか怪斗自身にも本命の子がいることもそうですが、単純にコナン至上主義者として「コナンの目の前で、コナンに手を出せない形で蘭に言い寄る男」は見てて気分悪いですから。
 
実は今日は別の話を書こうと思っていたんですが、ちょっと思ったことを書いてみたら話がつながらなくなってしまったので(笑)、また次にでも書こうと思います。
連休が明けて憂鬱な気持ちの方も多いと思いますが、どうか気を落とさず、気楽にまた日常に戻っていただければと思います。

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