在宅ワークの行く末……?

今日は仕事の愚痴でもちょっと書きたいと思ってたんですが、書き始めたら止まらなくなって「……いや、これ読まされても困るだろ」状態になっちゃったので、一度全消去しました……。
ブログで書いたところで現実は別に変わらないというのは承知の上で、書くことでちょっとスッキリできるのでいつも書いてるんですが、今は「変わらない現実を言葉にして自らに突きつけてしまうだけ」というのが精神的にキツイので、もう別のことを書いて現実逃避します。
本当は、1年たっても整理できてない仕事のメモ(半端に3冊も使っている)を整理しなくちゃいけないんですが、仕事があまりに広範囲でカテゴリー分けも難しく、私自身の整理整頓下手もあって、出勤前に一通り見返しておくだけで精一杯です。「わかりやすくまとめる」って実はかなり難しい作業だわ……。
 
ところで、最近テープ起こしの案件がまったく来ません。もう2カ月ほど案件0です。
なので、余裕が出たらもっぱら名刺データ入力をやってるんですが、こっちが絶好調ですね。先月はついにこちらの稼ぎが1万円を超しまして、「もうテープ起こしはフェードアウトして、名刺だけでやっていってもいいかな」と思うようになってます。案件の方も、以前は土曜も昼過ぎや午後になると案件がなくなってたんですが、今は日曜の夕方とかにも案件があるようになってまして、昨日も600円ほど稼げました。マイページに「処理案件が増えています!ワーカーの皆さま、ぜひご参加ください!」と連絡が来ることが多くなっています。全国に数千人の契約ワーカーがいるはずですが、自由出勤であるがゆえに、毎日確保できるワーカーの数は不安定なんでしょうかね。
 
というか、精神的にもテープ起こしより名刺データ入力の方が楽なんですよね……。一度案件が入ってしまうと、見知らぬ他人の声を必死になって聞き直したり、よくわからない資料から音声の該当箇所を調べたり、表記チェックや段落分けも結構気を遣います。しかも納期が明確にあるので、結構プレッシャーになります。それで不手際があって赤字原稿を戻された日には……です。それでも一度請ければ数千円稼げるし、確認事項は質問すれば丁寧な返信は来るので、とりあえず自分から契約を切るつもりはないですが。
ただ、名刺データ入力は1人でブツブツ呟きながらマニュアルをあれこれ見ていても特に「こんなんやってたら時間なくなる!」と焦ることはないですし、何より「この案件は面倒そう、やりたくない」と思ったら黙ってログアウトしちゃえばいいんで、本当に気楽です。
 
ちなみに出勤自由という点では、だいぶ前にやっていた音声チェックバイトも同じ類にはなりますが、あっちは案件一覧から自分でどれを処理するかを選ぶシステムなので「どの案件を担当しても自由」ではあるものの、一覧は誰からも見られるようになってるので、そのつもりでチェックする人がいたら「この人はこの案件を放棄した」というのがわかってしまうので、それが気まずいのも、やめた理由の一つです(まあ、処理を途中で放棄して担当者名を消去する、私のような不届き者ワーカーが他にもいれば、の話ですが)。
よくチャットで「○○会社の案件が増えているので、処理できる方お願いします!」と社員さんから依頼が入ってましたが、それを見ながら「ユーソナー(当時はまだランドスケイプ)みたいに、ログインしてるワーカーに自動で割当するシステムにすればいいのに」と思ってました。「わからない案件は飛ばして、単純な案件からどんどん処理してください」というスタンスではなく「社員にチャットで質問確認して、あくまで自分で処理してください」というスタンスだったんで、なおさらそっちの方が早いと思いますけどね。
 
そして、テープ起こしの案件がパッタリ来なくなったのは、私のスキルが評価されなくなったのか、はたまた私が「インボイス」登録しなかったせいなのか。
会社からの案内では「インボイス登録の有無によって、案件を振ったり振らなかったりが変わったりはしません」とありましたが、実際どうなのかなんて、わかりませんもんね。大きな企業なら、インボイス登録しているワーカーに振った方が経費の面で得になるようですし。
 
ただ、この状態が私のスキルが原因なのであれば、これから振られるであろう案件を必死にこなして高品質の原稿を納品すればまた依頼の頻度は復活するでしょうが、原因が「インボイス登録していないこと」なのであれば、私はもうテープ起こしで稼いでいくことは不可能なんだろうと思います。今の契約先がインボイス登録を重視してワーカーを評価するということは、他の業者も同じように、インボイスの有無によって黙ってワーカーを篩にかけ、登録していないワーカーはそもそも契約しないか、契約しても作業を回されないであろうことは容易に想像できます。事実上の門前払いをされることは明らかですから。
去年、制度開始前に書いたテープ起こしとインボイス制度 の記事ですが、やはり私にも大いに影響のある話だったのかもしれません。インボイス登録するような、テープ起こしでガチで稼いでるワーカーさんが、私が思っていたよりかなり多かった、ということなのかも。
 
これは、恐らく私だけの問題でもないでしょう。「文字起こし技能テスト」のメルマガはまだ登録してるので時々配信されてくるのですが、「文字起こしってこんな苦労があるよ」とか「こういったコツがあります」とかの「実際の作業現場の話」とは別に「インボイス登録しないことによって不利になるかもしれない」ということも、在宅ワーカーのことを考えるなら発信した方がいいんじゃないか、とちょっと思いました。
といっても、「インボイス」に触れたら触れたで「じゃあどうやって税金の処理をすればいいんだ」ということになるかもしれないので、主催の団体もそこは触れたくないのかもしれません。在宅のテープ起こしワーカーはあくまで「個人事業主」、自分の仕事についての雑務は自分でこなさなければならない立場ですから。
 
そして、最近一つ気付いたことがあります。
「テープ起こしの仕事によって、今まで自分が知らなかった世界を録音を聞くという形で知ることができる」と思っていたんですが、それは名刺データ入力によってもある程度感じることができる、ということです。
なにせ、全国各地の様々な名刺を見ることになりますので、「こんな業種あるのか」とか「あの会社に、こんなグループ企業があるのか」とか、「へー、今こんな会社がこんな工事やってるのか」とかも、割り振られた名刺によってわかることがあります(大規模な工事を行うために複数の企業が「共同企業体」を創設することがあり、その場合はそれ用の名刺が作られるようです)。
あくまで名刺の画像から読み取れる情報だけなので、会議の音源を聞くよりは深い情報ではないですが、それでも普段は触れない世界に少し触れることができます。
 
ということで、「テープ起こしワーカーを目指す人の先は、暗いかもしれない」という話でした。
この話、突き詰めて考えてみたら「ワーカーの中でも、バリバリ稼ぐ人と稼げない人の差が、今よりすごいことになるんじゃないか?」と思うんですが、業界大手の会社さんたちは何か対策とかしないんでしょうかね。年末に書いたテープ起こしの養成講座が増えた気がする の真相が、このインボイスの影響による「ワーカー囲い込み戦略のため」だったりするのかしら。業界でも端の端……いや、既に業界から追い出されてるかもしれない私には、わかりようもないことですが。
 
とりあえず、ヘッドホンは動画を見るのに使えるとしても、フットスイッチはこれから使いどころはあるのかしら……?

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