某社の方に向けて

昨日書いた記事、ひとまず「テープ起こし」について最後にするつもりでしたが、まさかの続報が来ました。
なんと、昨日の午後になって会社からメールの返信が来ました。
 
え、なに、あの会社の社員さん、このブログ見てるの?
 
そう思ってしまっても仕方ないようなタイミングです。1週間以上も何の音沙汰もなかった「契約切る、仕事も辞める」メールに、「放置かよ」とブログで書いた数時間後に返信が来るなんて。
その場合、私が昨日書いたこと、今まで書いてきたことは、どうやら直接苦言を呈されるような機密保持違反はなかった、ということになりますね。でなければ、メールで「ブログを見たが、あんな書き方をしてもらっては困る。記事を消してくれ」とか言われるはずです。
ブログには一切触れずに「あくまでメールの返信です」という体で送ってきたということは、昨日の記事には下手に触れないでおこう、と判断されたということになります。とはいえ、これもあくまで「社員がブログを見て、契約解除を申し出る重大メールを放置していたことを慌ててフォローしてきたとすれば」の話ですが。(というか、メールの名義がいつも連絡をもらう社員さんではなく初めて見る名前だったんで、本当にそんな気がする)
 
自分でも「社員が見たら会社がバレるな」と思いながら書きましたけどね(笑)。ただ、社外の人が読んでも社名が特定できないようには書いてきたので、まあ大丈夫かな。
実はこれまでの記事で社名自体は出したことはあるのですが、私だってバカじゃないので「ここが契約先です」なんて書き方はしてませんからね。「この会社はこうなっていました」の一例として、あくまで外部から調べてわかる範囲の情報と共に社名を出したとしても、そりゃ問題はないでしょう。
 
ただ、もしも本当にあの会社の社員さんがこのブログを見ているとするなら、伝えたいことがあります。
私がこれまでこのブログで書いてきたことは、全て「スキルが足りない、もしくは要領が悪い在宅ワーカーとしての本音」です。部分的にでも、同じことを思っているワーカーは、高確率でどこかにいます。その人たちのフォローを、ワーカーの身になってやってあげてください。
 
私がテープ起こしの仕事を請けていた時、「フィードバック」が来る度に、どれだけショックを受けていたか。
ワーカー対応担当者にとって「フィードバックを送る」ということが、ワーカーへの評価にどれだけの影響を及ぼすのかがまったくわからないので、フィードバックが2件続けて来たりしたら「どれだけ評価を落とされたのだろう、もう仕事が来ないかも」と、心臓をバクバクさせていました。自分の至らなさを眼前に突きつけられるようで、届いたフィードバック原稿のファイルを、何日も開けられなかったこともあります。
昨日書いた「テープ起こしに必要なのは、強靱なメンタル」というのは、こういったことでもあります。
 
テープ起こしは、在宅ワーカーにとっては、良くも悪くも「まったく人と顔を会わせなくても始めて、終わる仕事」です。しかし、だからこそ「相手がどんな気持ちになるか」は、対面の仕事よりも遥かに気を遣うべき仕事でもあると思います。対面であれば、言葉のニュアンスや表情がフォローになることでも、言葉だけで届けば、どこまでもネガティブな受け止めになってしまうこともあるんです。
 
そして、時間。
「報酬が発生しない時間でも、どこまでも自己研鑽してくれ」は、ちょっと都合が良すぎる考えです。特に私のように、一応でも他業種の仕事がある人間には。テープ起こしだけで生計を立てている人や、本業があって隙間時間でテープ起こしをやっており、さらに自己研鑽に使える時間がある人は、会社側の希望どおりに、どんどんスキルアップに時間を使えばいい。しかし、そうできないワーカーも当然います。そして、そうできないことを負い目に感じてしまうワーカーだっているのです。
 
私が現在pixivでコナンとのクロスオーバー小説を書いている「暗殺教室」に、こんなセリフがあります。
「人に何かを伝えたいと欲する時、大きく分けて理由は2つしかありません。自分の成功を伝えたい時か、自分の失敗を伝えたい時」と。私はこのブログの「在宅ワーク」カテゴリーを、後者の思いでずっと書いてきました。
私と同じ苦労をし、同じ悩みを抱える人が少しでも減るよう。このブログによって、「ワーカー目線」が企業側に少しでも届くよう。
 
今度こそ、これでテープ起こしについての話に一区切りつけたいですが、さて、どうなるかな。

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