改めて見る、「コナン」普及の要因

いやー、今週は本当にブログを書く時間が取れませんでした。

息子たちの放課後デイサービスの事業所を見学に行ったり、自分の心療内科や長男の精神科の受診が重なりまして。来週はもうちょっと余裕が出る……はず。
 
前回の記事で「全てのエピソードについて翻訳の感想を書くのは無理そうだ」と書きましたが、さすがにギフトコードを頂いておいて1つ2つで終わらせては申し訳ないので、現在、時間を見つけてちょくちょくアニメを視聴しております。また改めて、ゆっくり各話についてまとめたいと思っております。
……まあ、私がpaypalで支払いできるのが一番ですけどね。現在ギフトコードで視聴できている手前、問い合わせがずっと後回しになっております。
 
そして、メールのやり取りの中で、あるネット記事をご紹介いただきました。https://www.animenewsnetwork.com/interview/2026-01-09/a-fresh-cast-brings-the-original-detective-conan-anime-to-a-new-audience/.232110
こちら、日本のサーバーからだとつながりにくい時があるようなので、タイトルと冒頭の自動翻訳を貼っておきます。

去年から書いている、新生・コナンアニメの吹き替え監督さん、コナン役のMolly Zhangさん、新一・キッド役のMauricio Ortiz-Seguraさんの座談会的な記事です。監督さんが元々コナンファンだったり、声優さんお2人が役作りに苦労された話など……正直、これだけで記事1本書きたいくらいの濃い話になっております。
 
しかし、今回注目したのは、この記事のコメント欄です。
アメリカのコナンファンの方々が「どうしたら、アメリカでもコナンがもっと人気と知名度を上げられるか」を、とても真剣に議論されていました。こちらも自動翻訳のスクショを貼っておきます。

 

 
あと、私が以前このブログに書いたような意見も。

この前半、私が海外「コナン」についてのアレコレ・続報 の後半で書いたことと、ほぼ同じです(前半の思い違いについては、お恥ずかしい限りですが)。やはり「あのラインナップでは、エピソードの魅力を伝えるには不十分だ」と思った方は他にもいましたね。
 
そして、ふと思いました。なぜ「コナン」は、日本ではこんなに成功しているのか?と。
もはや「みんな知ってて当たり前、映画が大ヒットして当たり前」になっていますが、ここで「日本でコナンがこれほどまでに成功した要因」を、改めて考えてみました。
私が思う「コナンが成功した理由」「アメリカでもやってみてほしい施策」です。
 
一つ注意したいのが、「コナンがこれほどの人気作になった理由の全てをアメリカで再現するのは、恐らく無理だろう」ということです。まずは、「再現可能性が薄いコナンの成功理由」から。

  • 原作の連載が「週刊少年サンデー」

これは、海外のアニメファンの方々には、あまりピンと来ない話かもしれません。
今や「コナンが終わったらサンデーが終わる」と言われるほど衰退してしまいましたが、コナンの原作が連載されている「週刊少年サンデー」は、昔は大ヒット作を次々と世に送り出した人気雑誌で、「ジャンプ」「マガジン」と並んで「三大少年漫画誌」として扱われていました。といっても、私もあまり世代じゃないので「おそ松くん」「タッチ」「犬夜叉」くらいしかパッと思い付きませんが。
そして、前作「YAIBA」のヒットによって、青山剛昌さんは「コナン」の連載開始時から、割と注目されていたそうです。アニメの初代プロデューサーである諏訪さんは「連載開始時から、アニメ向きな作品だと思って追っていた」と語っていた記憶がありますが、どこのインタビューだったかな……。
 

  • テレビ局の製作番組である

これも、配信で見ている方にはピンと来ない話かもしれません。
「コナン」は元々「日本テレビ」の製作番組であり、映画の製作委員会にも「日本テレビ」があります。これが何を意味するのか。
同じ「日本テレビ」の番組で「コナン」を宣伝できるんです。実際、映画の最新情報が公表される度に、地上波の朝の情報番組で取り上げられますし、バラエティ番組にコナンの着ぐるみが登場することもあります。「世界一受けたい授業」も日本テレビの番組ですが、こちらはアニメのオリジナルエピソードにまでなりました。映画の公開週には、月曜から日替わりで映画のメインキャストさんが朝のエンタメ情報のアナウンサーをされます。
そうやって、地上波の系列番組に露出することで、元々「コナン」に興味がなかった人にも宣伝できる。これも、日本で「コナン」がこれほど広まった理由の一つではないかと思います。
 
現在のアメリカで地上波放送がどれだけ残っているか、影響力があるのかは、私はよくわかりませんが。地上波の番組に「コナン」枠を作ることができれば、知名度向上が多少は期待できるかもしれません。
 
ここからは「関係各所との調整や資金調達次第では、可能なのではないか?」と思う施策です。

  • 無料配信エピソードと期間をもっと増やす

正直、これが現在考えられる、最も大きな施策のような気がします。
TMSの公式チャンネルでも、たまにエピソードが1つ2つ無料配信されていますが……あれに惹かれてくれる人は、もう既に「コナン」を知っている、興味を持っている人でしょう。
そして、日本アニメのファンの多くは「コナンを知ってはいるが、追ってはいない」という人で、その理由が「長すぎて追う気にならない」だと思います。日本でも「長すぎて途中で脱落した」という人はよく見ます。そういった人を作品に惹きつけていくには、どうすればいいか。
私は「物語の重要ポイントには関わらない、単発で見て完結できるエピソード」の配信を、もっと増やすことだと思います。
試しに日本の公式チャンネルで配信されているエピソードをいくつかスクショしてみましたが、

大体5~6年前から無料配信されており、アニメオリジナルエピソードも普通に入ってます。そして再生数は200万~500万程度ってところですね(1538万回の「浪花の連続殺人事件」スペシャルは例外として)。ちなみにこの他、灰原哀初登場のスペシャルはダントツの3100万回ですが、「シンフォニー号連続殺人事件」の2710万回が地味に凄まじい。
これ、新作映画が公開される前になると、その映画で活躍するキャラクターの関連エピソードがさらに増えますからね。
まあ、日本の「公式チャンネルによる無料配信」に「NetflixやCrunchyrollの配信」が匹敵する可能性が全くないかどうかは、私にはわかりませんが。日本の公式が「作品に対する敷居を下げること」を意識していることは確かでしょう。
 

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