少し前の話になりますが、うちの長男は年少で保育園に入園する前に半年ほど、同じ保育園の別棟で一時保育に週1くらいで入れていました。入園する前に園の雰囲気に慣れさせておきたいというのが一つ、あとは単に私の息抜きで。一時保育の申請書にも「リフレッシュのため」っていう項目があったので、1日2000円でありがたく使わせてもらっていました。
その一時保育に行っていた日に、お風呂の間とかによく「今日はどんなことしたの?」と聞くと、たまに「……うん、多分それやってないよね」と思うようなことを言ってきたことがありました。よく覚えているのは「今日はセレナ(日産車)に乗って先生とお出掛けした」と言ったことです。
……一時保育の先生が、わざわざ車に子どもを乗せて出掛けるわけがありません。
これは恐らくは本人の願望からきた妄想なのだろうと思いますが、子どもってよく「いや、それはやってないでしょ」っていうことを平然と(?)言ってきます。
先日は、子どもの担当ではない先生が声をかけてきて「お宅には、シエンタとアルファードがあるんですか?」と聞いてきました。どうも、次男が教室で「うちにはシエンタとアルファードがあるの」という話をしていたようです。
我が家にあるのはシエンタだけや。アルファードは単なる「次男の好きな車」です。
こういったことを「嘘」と定義するのもなんか味気ないので、先生には事実を訂正だけしておきましたが、子どもって本当に(大人から見れば)適当なことをスラスラ言うので、もはや「嘘ついた!」と怒る気も起きないんですが(笑)。
世の中、そういったことに悩む親御さんは多いようです。「子ども 嘘」で検索すると、こんな結果に。

それぞれのページを見ていくと、我が家のような害のないものだけでなく、年齢が上がって、なかなか深刻な嘘についても悩まれている親御さんが多いようで。うちの子も小学生にもなったら、テストを隠したり仮病を使ったりするようになるのかもしれない。
もちろん、今でも上のような可愛らしい(?)願望や妄想ばかりではなく、何かやらかしたことを「やってない」と強弁するような嘘もしょっちゅう言います。
おもちゃを散らかして「ボクじゃない、○○(次男)がやった」とかはよくあります。といっても、大体は状況から判断できてしまうので、即わかるんですが。そういう時は「やっちゃったことも悪いけど、○○のせいにするのはもっと悪い」と叱るようにしています。失態を隠したり誤魔化したりするのは、定着しちゃうと大きくなってから致命的になるので、とにかく「何かやらかしたらすぐにママを呼んで。自力で対処しようとするな」と教えています。
先日、NHKの何かの番組で「子どもが嘘をつくのは成長の証拠、微笑ましく見守りましょう」といったことを言っていたと母が教えてくれました。自立心が出てきた証拠だそうです。
その番組を確認したいと思って調べてみたんですが、わかりませんでした。自分が見てないので番組名が……。
その代わり、すごくいい話を発見したので貼ってみます。人はなぜウソをついてしまうの?|読むらじる。より。



もっと全体的にやり取りを貼りたかったんですが、さすがに画像だらけになるのでこのくらいで。
本当のことを言うばかりが正しさではない。大人だって、「本当ではないこと」をいつも言っている。「どうして相手は嘘をついてしまったのか」を考える。とても大事なことです。
ちなみに、うちの長男は現在、嘘よりも屁理屈が進化してきて、私はそっちのほうがよほどイライラします。
物を落として「落としてない、落ちちゃっただけ」とか、飲み物をこぼして「こぼしたんじゃない、こぼれちゃっただけ」とか「漏らしてないけど、ズボン濡れちゃった」とか、まあ毎日いろいろと。お前はどこぞの政治家かとツッコミたくなることがしょっちゅうです。
そういうときは「物は勝手に動かない。落ちちゃったなら落としたってことだし、こぼれちゃったならこぼしちゃったってことなの!わざとじゃなくても、やっちゃったことはやっちゃったことなの」とつい言ってしまいますが、これは……どうなんでしょう。
私は理屈屋なので、基本的に躾も教育も理詰めで言い聞かせるんですが(文系だけど)、これが正しいのかどうかはわかりません。
ただ、子どもが何か聞いてきたときは理詰めで説明したほうがわかりやすいのかな、とは思います。「これをやってはいけない、それはこういう理由だから」「これはこうしないといけない、こういうことになるから」と、大体が理由とセットで説明できるからです。ついでに、わからないことは「わからない」とはっきり言います。
最近では、恵方巻きについて「恵方を向いて、食べてる間は喋っちゃダメ」と教えると「なんで?」と聞かれたので「ママもよく知らん。なんか知らんけどそう決まってるから、そうやっとこうね」で通しました(笑)。
こんなふうに私流で日々子どもと接していますが、このスタイルが正しかったかどうかわかるのは、多分10年か、もう少し後になると思われます。


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