先週からテープ起こしの休日申請期間終わってるのに、仕事が来ません……。作業時間を少しでも取れるようにと生協の宅配を申し込んだのにな~。まあ、これはパートで月5万ほどの収入が見込めるからできた決断でしたが。
確か去年も年末はかなり仕事が来たのに、年が明けたら一気に暇になったなーと思って手元の受注記録を確認したら、新年一発目の案件が10日過ぎてからでした。
丁度先週辺り、登録してる文字起こし技能テスト からメルマガが来て、トピックが「トライアルに受かって契約スタッフになれても仕事が来ないのはなぜか」でした。何とタイムリーな(笑)。
これについてはいろいろと語りたいことがあるので、また今度じっくり書こうと思います。
先週、「灰原哀物語」の上映を見た関係で「アニメ放送のミステリートレイン編を見返してみようか」と、過去のアニメ録画を引っ張り出していろいろ録画内容を確認していたら、「漆黒の追跡者」の地上波放映時の録画が出てきて、懐かしくなって数年ぶりに見てみたのですが。
めっちゃ面白い。これってこんなに面白かったっけ?となりました。
元々好きな映画ではあったんですが、「久しぶりに見返してみると面白さが増す」ってこと、あるもんですね。
今ではもう、ファンの間でも組織映画といえば「天国へのカウントダウン」もしくは「純黒の悪夢」みたいな雰囲気で、この作品は語られることすらなくなってる気がしますが。
私にとってのイチオシの組織映画はこれになりました。「例え今年の映画が期待外れでも、「漆黒の追跡者」見返すからいいや」って思うくらいにはハマり直しました。
好きな作品なのに、なぜ数年ぶりの鑑賞だったのかというと、しっかりDVD買ってたのに肝心のディスクを紛失しちゃったからです(涙)。しかも、パッケージが高山みなみさんのサイン入りなので空のケースでも捨てられない、という悲劇。これだけ残ってます。

かなり前にコナン映画DVDに関する幻のレア情報 で書いたんですが、毎年ナゴヤドーム他で開催されてたイベントで販売されてたDVDはこんなレアモノだったので買い集めてたら、コロナ禍でオンライン開催になり、物販がなくなってしまいました……。歴代の予告編が全て収録されてるDVD(Blu-rayでもいいけど)シリーズって、もうないかなぁ……?
気を取り直して。
個人的に1番良かったのが「原作とのしっかりとしたリンク」でした。特に好きなのが、中盤でのコナンとベルモットの対話シーンだったりします。私はベルモットが好きで、コナン語り(ベルモット語り?)してストレス解消します で彼女については語っていますので、よろしければ読んでみてください。
ベルモットについては未だ謎が多く、映画で扱うにはかなり工夫が必要で、その辺りを気遣っていなかった「純黒の悪夢」では彼女の個性が全否定されたような描写になってましたが(怒)。私はコナンもベルモットも大好きなので、今回見返すまではただ単に「好きなキャラ(しかも敵対陣営)2人が直接対話している」というポイントに萌えていただけですが、よくよく考えてみると、その対話が成り立つシチュエーションを観客に最低限説明するために、前説がかなり考えられた構成になっていました。
劇中でキーとなる「ボスのメールアドレス」を説明する場面で、コナンとベルモットが原作で直接対決した通称「二元ミステリー」の回の中でコナンがベルモットに「お前が今打った、ボスのメールアドレスを控えたぜ(意訳)」と言っているシーンを挿入しているんです。そのシーンを入れることで、ポイントであるメールアドレス云々とは別に「コナンが組織を追っていることをベルモットは承知しており、ベルモットに知られていることをコナンもわかっている」ということを視覚的に観客に説明しています。ベルモットがコナンの正体を知っているかどうかは(実際知ってるんですが)劇中では関係ないので、「映画を楽しむために必要最低限の事前情報を知らせる」という意味で本当に上手いな、と思いました。
あと、公開当時は感じていなかったけど今回気付いたのが「オリジナルキャラクターであるアイリッシュの扱いの丁寧さ」でした。
「指紋」という言い逃れできない証拠をもって「コナン=新一」を突き止めたアイリッシュが、なぜ殺されるまでそれを組織に報告しなかったのか。それを説明するに当たり、「原作でジンが殺した組織のメンバー」との関わりを出しています。そのメンバー「ピスコ」は、原作で登場した事件で「ボスに長年仕えた」と本人が言っておりジンも否定せず、「老齢なので」とボスのお気に入りであるベルモットにサポートに入らせるほどの組織の重鎮であったことは、原作ファンなら知っています。
そのピスコはミスにより暗殺の実行犯だったことがバレたので、ボスの命令によりジンに殺されますが、建物が炎上したことにより遺体が焼けてしまったことも原作で描かれています。アイリッシュもピスコがミスしたせいで殺されたことはわかっていて、恐らく「殺したこと」自体でジンを恨んではいない。劇中ではっきり言ったのは「オレは彼を父親のように慕っていたのに、ジンは彼を放置して黒焦げにした」ということだけですが、少し考えれば「長年組織に尽くしたピスコの亡骸を、せめてきれいなまま持ち帰れなかったのか。なぜ放置して焼けるままにしたのか」と考えただろうことは容易に想像でき、ジンに反感を持って失脚を狙ったのも納得がいきます。そもそも、「ジンに反発するキャラ」自体がシリーズ通して他にいないので、その点でも新鮮でした。
こういった「原作の設定を踏まえた、丁寧な映画オリジナルキャラクターの描き方」が、今年の映画でもできていることを祈るばかりです。今度の監督さんは、前回監督を務めた時には「原作で描かれていないキャラの魅力」を引き出していますが、「原作を踏まえた映画での設定構築」の手腕に関しては未知数なので、ちょっと怖いです。
私と同じようにこの映画が好きな原作ファンはいないかなー、と思っていろいろ感想を探してみたら、別の角度でちょっと興味深いツッコミをされている方を見つけました。映画のレビューサイトのようですが、どこのサイトなのかはよくわかりませんでした。

正直、「ここまで細かく気にしてて、映画楽しめるのかな」と思わないでもないですが(笑)。
実はこのツッコミに対しては、原作でしっかりフォローが入っています。コミックス46巻より。


ちなみに、この46巻は2004年の刊行でした。ガラケー全盛期かな……。今ではコナンたちはすっかりスマホに馴染み、作中でガラケーを使っているのは、ガラケー本体を新一から贈られた蘭だけです。
スマホが出てきてからこっち、「このプッシュ音の設定、どうするんだろう」と心配したり「なかったことにするかもしれない」とか思ってましたが、なんと今年の映画の予告の冒頭にこのプッシュ音が登場しました。「アドレスを覚えるために音をわざと出す」という一点突破で、この「七つの子」の設定はスマホ時代を生き抜きそうで、何よりです(笑)。
しかし、こういう「原作を読めばこんな疑問も解消されるのになー」というポイントは、ガチファンとしてはやっぱりムズムズします。でも、さすがに100巻超えてる原作を「全部読んでから映画見ろ」とは言えませんからねー(何度目だろうこの愚痴)。
好きな作品が長く続くのも、いいことばかりじゃないですね。
結局、「ミステリートレイン編」の録画は見つかっていないんですが、昔VHSに録画した放送分をディスクにダビングする必要にも今になって気付いて、「なんか…やること多いな」と思い始めている週末(まだ木曜だけど)です。


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