三国志を勧めるか「孔明のヨメ。」を勧めるか。

最近、趣味についての投稿ができてないなーとふと思ったら(最近……?)、外出できてないからでした。コナンについてならいくらでも原作コミックやら特集本やら映画の記憶やらで語れるんですけどね。
出産あたりまでは割と気軽にあちこち遊びに行ったり満喫にこもったりして、プライベートも結構充実してたんですが、育児で身動きが取れなくなったり子供が増えて家計的に余裕がなくなったりで、気軽に本を買ったり古本屋で立ち読みしまくったり(おい)できなくなってしまいました。子供は可愛いし産んだことを後悔はまったくしてませんが、行動が大きく制限されることは確かですね。
 
子供を産んだことで書店に行ける回数が激減し、本をKindleで買うようになった最近です。ちなみに、1番最近買ったのは「キミガシネ」の小説版で、なかなかオリジナル要素もあって睡眠時間を削って読んでしまいました。


で、そのほかにハマってるのが「孔明のヨメ。」という4コマ漫画です。
とりあえず1巻の画像。

言わずと知れた古代中国の天才軍師・諸葛孔明の「家庭」を描く4コマ漫画で、孔明の妻・黄月英をクローズアップしています。
元々は「劉備の軍師になる前の孔明」というコンセプトで、仕官するまでの話という予定だったようですが、人気が出たことによりまだまだ続いております。
 
孔明のプライベートについては謎が多く、妻は名前と生家、発明が得意だったという程度の文献しか残っていないので、本来なら漫画に描けるようなネタはないはずなのですが、この作者さん、情報のなさを逆手に取って「こんなことがなかったとは言い切れないよね?」とばかりにオリジナル要素をぶち込んでおります。
 
この作者さんのすごいのは、当時の中国の生活様式や年中行事、食生活や習慣、人物などを独自に調べ上げてうまく物語に取り入れていることです。どうも、単身で中国を旅できるほど中国語が堪能なようで、さらに図書館に半日こもるほど研究熱心なようです(半日で終わったのは、食事のために出ざるを得なかったとか)。
その知識を存分に発揮し、三国志には存在しないオリジナル事件やその解決まで描いています。私はこれを読んで「へー、本当はそんなことがあったのか!」と思ってからネットの某掲示板で「この事件って丸ごとオリジナルだよね」という三国志好きなファンの方の感想を見て「え、あれって丸ごと創作?すごすぎ!」となったエピソードがあります。


私の場合、父が所蔵していた60年くらい(もっとかも?)前の「吉川英治版 三国志」を読んでだいたいの話を知りましたが、今三国志を読もうと思ったらどのシリーズを読むものなのでしょうか?漫画では横山光樹版が有名ですが、あれはあれで描写とかどうなんだろう。
残念なことに「孔明のヨメ。」は大幅に脚色されていることは間違いないので、三国志をまったく知らない人に「三国志を知るために」勧めるのは多分間違っていると思うんですよね。まずはこれを読むといいよ、という入門書になるものは何なのでしょうか。謎。

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