長男の診断結果

前回の記事で触れた、長男の診断結果が出ましたのでご報告します。
 
ASD自閉スペクトラム症とは – 日本自閉症協会、AD/HD(結果書類で/が入ってたんで入れときます)の併発でした。ADHD(注意欠如・多動症) | NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター
おおよそ予想どおりですが、さらにLD(学習障害)も認められたのが意外でした。
なにせ長男は漢字もちゃんと書けるし、算数にいたっては「2年生のうちに覚えてください」と年度初めに念を押された九九を既にほぼマスターし、「授業が簡単でつまらないようだ」と担任の先生に言われる状態なんですよね。
さらにお絵描きや工作も得意で、図工では先生に絶賛された作品もありましたし、先日の作品展では、同じグループの他の子よりはるかに手の込んだ作品を製作して褒められていました。最近では、実家で1日に何枚も紙を使って近鉄特急を描きまくっているようです。
 
では何が障害なのかというと、どうやら「読む力」に支障があるそうで。読字障害というそうです。ディスレクシア(読字障害)とは?
確かに、時々「カタカナがわからない」と聞いてきたり、冬休みの日誌の書き取り課題で「チョコレート」の「ョ」が書けなかったりしたことがありましたが、まさかそれも障害だとは。同様に文章を読むのも支障があるそうで、先生から「国語で新しい単元に入る時は、前もって音声として聞かせておく方がいい」とアドバイスを受けました。確かに知能検査で「目で見るより音で聞く方が頭に入る子だ」とは言われていましたが、既に授業に支障が出ていたか……。
 
……これは、次男も各種検査をしっかりしたら、自閉スペクトラム症以外にも診断されるような気がする……。まあ、3月に知能検査を予約してあるので、そこでもう少し詳しくわかるかもしれませんが。
 
とはいえ、さしあたって家庭において重要なのはAD/HDなんですけどね。
長男の場合、「望んだことがその場ですぐに実現できないと、癇癪を起こして暴れ出す」という状態が時々あるのが問題です。
一番強烈だったのが「食事のお茶」です。たまたまお茶を切らしている時に本人がお茶を飲みたがると、「今はお茶がないから、悪いけどお水でご飯食べて」でキレます。あと、長男が歯磨きしようとしたタイミングで次男もしようとして、洗面所でかち合うとキレて次男を殴り始める、とか。まあ、息子たちは殴り合い、蹴り合いは日常茶飯事で、泣かされるのは長男の方が多いくらいですけど(それで泣きながら実家へ逃亡、母に慰めてもらうことがよくあります。実家近くて良かった)。
 
備忘録も兼ねて、今回長男が受けた検査について書いておきます。

  • ADHDRS-Ⅳ→ADHDの診断の補助として、親と教師が回答する質問票。親版と保護者版がある、とのことですが、私は同じ内容を「それぞれ回答してください」と数枚渡されました。参考:ADHD-RSとは?項目や採点方法、注意点について解説 – 株式会社Kaien – 発達障害の強みを活かした就労移行支援・自立訓練(生活訓練)
  • PARS-TR→自閉スペクトラム症のスクリーニングのため、(主に)母親と行う面接検査。参考:PARS‐TRでわかる5つのこと|結果の見方や受検するメリットとは | こころちゃんの心理検査教室 確かに、本人なしで私だけ受けた質問検査がありました。ちなみに幼児期、児童期、思春期・成人期と分かれていますが、私が受けたのは前2つだけです(まだ児童期の最中ですし)。幼児期は9点、児童期は13点以上だとASDの診断基準ですが、長男は幼児期8点、児童期(現在)15点でした。幼児期でギリギリ、現在はASDど真ん中の結果です。
  • ROCFT→Rey複雑図形模写課題。これは障害の診断というより、複雑な絵を模写した後、元絵なしで再び描かせることにより、「何かを書く」能力を見たようです。高次脳機能障害におけるレイ複雑図形検査とはどういうものですか。何が分かりますか。 |むさしの森法律相談事務所 っていうか、これだけは検索しても論文ばっかり出てくるんですけど……唯一、一般向けの説明を見つけたのが、法律事務所の交通事故Q&Aコーナーってどういうこと……?
  • STRAW-R→国語と算数の決められた課題をこなすことで、読み書きや計算の能力を見る検査のようです。参考:読み書きが苦手な子へのスクリーニング検査(STRAW-R)とは?|ソラセン🌈学校心理士💓 小学校→特支学校→巡回相談員⇨教授(夢) かなり詳しい数値が書かれた表をもらったのですが、書いてある数値の読み方が全然わからん……。あと長男の場合、読み書き計算の何が得意で何が苦手かというより、わからない問題について「わからない(教えて)」と伝えることができないこと、わからないと固まってしまうという問題があることが判明しました。
  • バウムテスト→これは以前も受けたもので、心理検査として「樹木を描かせる」というものです。参考ページを貼ろうと思ったんですが、どのページも描いた絵の読み取り方がえらく詳しく載っているので、やめておきます。興味のある方は検索してみてください。以前受けた時には「不安・混乱」が強く出ていたようですが、今回は「年齢の割に幼い様子」、「知的水準に言語水準が追い付いていない」ことがわかりました。思ってることはいろいろあるけど言葉にしきれていない、ということで、かなり歯がゆい思いをしてるのかな、本人。

 
この結果を受けて、私が思っていること。実は「どんな思考ができて、どんな思考ができないのかを区別してほしい」だったりします。
長男、夏休み頃までは、帰宅したら私が何も言わなくても宿題をあらかた終わらせていたのですが、秋頃から「宿題はやりたくない」の一点張りで、そのせいで就寝時間が遅くなったりするんですよね……。将来的に「やりたくないことでもやらなきゃいけない」という事態は絶対出てくるので、本人の経験のために、半ば無理やりさせている、というのが現状なのですが。
障害のせいで「宿題をやること」自体が健常児よりはるかに苦痛なのであれば、先生に頼んで、個別対応で宿題を減らしてもらうとか……できるのかな?
あと、異常なまでの「片付けのできなさ」もこの障害のせいだとして、やっぱり「障害でできないから、片付けの意識をつけなくていい」ということには、多分ならないんじゃないかと思うんですよね。ついでに、私も旦那も片付けというものが元々苦手なので、息子たちの散らかしまでひっかぶるとなると、私のストレスが、なぁ……。(私も基本的に散らかす方なので、見かねた母が時々片付けしてくれるんですが。旦那が散らかした服を私が片付けないことで私だけ母に怒られるのは、ちょっと理不尽だと思う)
 
知能には問題ないだけに、自分の頭では当たり前にわかることが目の前の子どもにはわからないというのは、結構なストレスだったりします。発達障害の対策として「やることをリストにして貼り出す」とかあったんですけど、長男は視覚情報より聴覚情報を処理する、ということが判明してるだけに、効果あるのか?と思ったり。
 
しばらくは悩む日が続きそうです。

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