実は見所いっぱいの93巻

長男、結局は支援学級に行くことになるようです。35人もいるクラスは、ちょっときつかったか……。
私の母校はずーっと一学年2クラスで組んできてたんですが、運悪く長男の学年は児童数の減少により1クラスになってしまいました。そのせいで一クラスの児童数がパンパンに。ちなみに、次の学年はしっかり2クラスなのに、次男が入学する来年度はまた1クラスです。これが吉と出るか、凶と出るか……。
 
ADHD(注意欠如・多動症)について調べてみると、よく「叱ってばかりだと本人の自尊心が傷付いてしまうので、できるだけ褒められる所を見つける」という対応が語られているようですが、その点については長男には無用の心配ですね。授業態度は問題しかないようですが、成績面ではむしろ、ほぼ問題ないようです。
先日、事情により(次男が熱を出して、検査でインフル・コロナ陰性が確認できるまで長男を実家に隔離していた)環境が変わったことで学校で荒れたらしく、先生が宥めるため、試しに3年生に出す学習プリント(まだ習っていない学習分野の問題)を出してみたところ、最初だけ教えてみたらあとは全問正解した上に本人の機嫌も直った、ということがあったそうです。
知能面、成績面でならいくらでも褒めてあげられるので、自己肯定感を上げるのは割と簡単です。


ところで、コナンの105巻に収録されている伊織の回想で「伊織は元公安」「紅葉は元総理の孫」という設定が明かされたわけですが。
実は伊織の設定、初登場時から既に決められたいたようなんですね。92巻の初登場時に伊織がやってのけたのがこちらです。

コナンと服部君に気配をまったく悟らせず、博識を披露して驚愕されております。
私、ここを読み返すまでこれをすっかり忘れておりまして、伊織の元公安設定に「なかなかの後付けが来たな」と思ったのですが(笑)。これを見ると、初登場時には既に設定が固められていたキャラだったのですね。
 
しかし、そうなると、ちょっと解せないことがありまして。
伊織が実質的な初登場をした映画「から紅の恋歌」では、「紅葉が元総理の孫」という設定の片鱗らしきものが、特に描かれていなかったな、と。紅葉のあの性格上、富豪の令嬢なのは最初から決まっていたとしても、どういった立場なのかは決まっていなかったのかな?と、ちょっと思いました。
紅葉って、現実の著名人で言うとDAIGOさんみたいな感じじゃないかと思うんですよね。「ある一芸に秀でている、権力者の血縁」という。DAIGOさんも、今でこそご本人の実績や人柄によって「ミュージシャン」「タレント」としての位置を確立していますが、メディアに出始めの頃はもっぱら「竹下元総理の孫」としてプッシュされていた記憶があります。
映画でコナンが紅葉の名前を初めて知ったのがネット検索だったので、その情報は絶対出てくると思うんですよね……まあ、「尺の関係でそこまで入れられなかった」と言われればそれまでなのですが。
 
なので、個人的には紅葉と伊織に関しては「伊織の元公安という設定は最初から決まっていたが、紅葉の元総理の孫という方は後から整えられた設定ではないか?」と思っています。紅葉が「富豪の令嬢」ということだけ確定しておけば、あとは「公安警察官と知り合う機会」は後からいくらでも追加設定できそうですし。
 
……ということをつらつら考えながら93巻を読み返していたんですが、続く「妃英理の危機」の面白さを改めて感じました。
この話のすごいところ。

  • コナンの推理が冴え渡っていること(これは毎度そうですが、リアルタイムで事態が動くために、猫かぶりを捨ててるコナンがたまらん)
  • 実質的にコナンと英理のタッグマッチが成立していること(英理の頭脳はもっと評価されていいと思うんですよ!)
  • 蘭がしっかり推理に協力していること(38巻の事件をすぐに思い返せるガチファンからしたら、あれだけでファンサービス満点ですよ!)
  • 最後に英理を助けるのは、ちゃんと小五郎であること(ああいうとこでかっこいいから小五郎は憎めないんですよね……)

あと、地味にこの事件、「コナンが原作でボール射出ベルトを使う」という、そこそこレアな展開も見られます。映画では毎年お馴染みですが、あのベルト自体は元々原作で出てきた物なのに、なかなか原作で活躍する機会がありません。
ついでに、コナンが「ここまで頭脳を披露しちゃったら、さすがに蘭に怪しまれる」ということまで計算して、誤魔化すためのツールをちゃっかり用意しているところも良いですね(笑)。
 
私、個人的に英理とコナンのタッグはすごく好きなんですよね。
主に映画を中心に「コナンと組むキャラなら服部、キッド、赤井、安室」という空気が定着しちゃってますが、英理だって絶対もっと活躍できるキャラだと思う!
昔、アニメのオリジナルエピソードで「法廷の対決」というシリーズがあり、その名のとおり英理が法廷で活躍するという話になっていましたが、ああいう趣向をまた見てみたいものです。

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