コナン映画でも空気と化してるアレについての雑学的語り

4月に入ってから、とんと仕事がなくなったのですが。この業界はこんなもんなんでしょうか。確かに会社からのお知らせ的なもので「4月からはしばらく閑散期」とありましたが、マジで1週間まるまる仕事なしとかになるとは思わなかった。
先日、テープ起こしで私が酷使するもの で書いたように単価も上がったので、それなりに戦力になってて必要とされてるんだと思ってたんですけどね……。
 
よく言われる「テープ起こしは副業に向いている」ですが、むしろ「最初は副業でやるしかない」って感じですね。ある程度のスキルを積むまでは、(一部の良心的な企業を除くと)作業単価は安いし依頼頻度はそう多くないしで、生活の軸にするほど稼げるとは思えません。まあ、作業の時間的制約がない方は、一晩で1時間くらい仕上げるテンポで、土日祝日問わずやってガンガン稼いでるんでしょうけど。


という愚痴はさておき、いよいよ来週に新作映画の公開が迫っているので、コナン映画の雑学的なものでも書いてみようと思います。
 
コナン映画って、テーマにするジャンルについて取材がしっかりしていることで定評があるんですが、その最たるものが多分「絶海の探偵」だろうと思います。海上自衛隊完全監修ですからね。エンディング映像が実際の海自の方々だったり、アフレコではやはり海自の方に、用語の発音イントネーションを指導されたりしたそうで。イージス艦を取材できるアニメはそう多くないと思います(笑)。
完全監修といえば、「戦慄の楽譜」はヤマハの完全監修で、音楽についての設定や演出がとてもしっかりしてます。(その代わり、柱が20本崩れても微動だにしないホールとか出てきますけどね。笑)
 
その他、「世紀末の魔術師」は(うちの旦那はいつも「世紀末の魔術師」と「銀翼の奇術師」がタイトル的にごっちゃになってます)、「ロマノフ王朝の秘宝・インペリアルイースターエッグ」を独自に1個追加してたり、「皇帝の娘が実は一人生き残っていて子孫を残していた」という「もしかしたらこんなこともあったかもしれない」的なオリジナル設定が追加されてたり、なかなか歴史ロマンのあるストーリーになってます。
 
そして、最近は話題にもされませんが(涙)、その精力取材の成果が地味に出ているのが「銀翼の奇術師」です。
「女子高生がジャンボジェットを手動着陸させる」というぶっ飛び展開ですが、制作陣の方々は至極真面目にやってます。こんな感じ。

 

「コナン10yearsシネマガイド」より。こういう特集本は、設定画や裏話が盛りだくさんで大好きです(声優インタビューより好きかも)。
ついでに、この展開について真剣に検証していた方々を発見しましたので貼ってみます。
劇場版名探偵コナン『銀翼の奇術師』における、ジャンボ機の室蘭崎守埠頭への緊急着陸は可能なのか検証してみた
まさかの東大で、実際に計算されてる方がいましたよ。
長々と計算した後で、身もふたもないこんなツッコミが入ってました(笑)。

(どうでもいいことですが、この距離で着陸できるのなら、埠頭などに着陸しようとせず、函館空港から約70kmの距離にあり、長さ1800m幅45mの滑走路を持つ航空自衛隊八雲分屯基地に着陸するのが良かったとは思います。)

 
ついでに、劇中でキッドが狙う宝石・スターサファイアについてすごいセリフがあったことを思い出しました。
 
「スターサファイアは口に含むと冷たいんだ」
 
これまで全く気にならなかったこのセリフ、気付いてみたら「宝石を口に入れるとか正気か!?」となったので、調べてみました。
考えてみれば当然なんですが、「口に入れてみる」なんていう判別方法はなかった(笑)。こんな感じでした。スターサファイアにも偽物はある?価値や産地、有名なスターサファイアとは? より。


スターサファイアがというより「天然石」全体の特徴として「触ると冷たい」というのがあるんですね。わざわざ「口に含む」なんて言い回ししなくてもいいでしょうよ、キッドさん……。
あと「裏面を見る」という判別方法もあるようですが、劇中では既に宝石は個人のアクセサリーとして身に付けられちゃってるので、この方法は実践不可能ですね。

ちなみに、私がこの映画で地味に気に入っているのが「雷雨の中、ジャンボジェットが突っ込んできて管制塔がぐちゃぐちゃになっても、怪我をして雨に降られながら整然と業務を続ける函館空港の管制官たち」だったりします。
一部ファンからは「働くおじさんシリーズ」と呼ばれていますが、コナン映画にはこういった「名前すら出てこないけど、どんな状況であろうと目の前の任務をこなすかっこいい大人たち」が、特に初期作には度々出てきます。興味があれば探してみてください。

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