テープ起こしの価格というのは、本当に会社によってもまちまちだし、クラウドソーシングでは嫌になるくらいの低単価がごろごろしてます(逆にびっくりするくらいの高単価でも出てるのがクラウドソーシングの面白いところですが)
私は昨日も、十数ページの原稿に5カ所くらい校正が入った結果評価を下げられた(聞き取れなかった単語1カ所、1文字単位で直されたのが3カ所とかそんなもんです)ことで心が折れてきてます。
秋にはランクアップするらしいですが、ランクアップした結果単価がどうなるのかもまったく分からないので、もう早く辞めたい気持ちでいっぱいですよ。そもそも半年も変わらない単価が、少しランクアップしたから3倍とか5倍とかになるとは思えないので、どのみち単価の低さで続けていけない気がしてます。
というか、よく考えれば、繁忙期に次々振られる案件を全てこなしても月25000円程度の保育料がギリギリ払えないって、明らかに報酬低かったわ。「久しぶりに自力で稼げた」という感動で誤魔化されてました。
たちが悪いのが、時々電話で話す本社の社員さんの態度はめちゃくちゃ丁寧で腰が低いことです。起こし原稿の評価は容赦なく落とされて最近は励ましのコメント1つないのに、実際に話すときの愛想の良さ……申し訳ないけど、もはやホラーの域です。
ということで、単価の話です。
業者を見比べてみると、本当にピンキリで、格安で1時間10000円くらいで請けているところもあれば、深く探ってみると1時間25000円くらい取ってるところもあります。
参考までに、私が会社を選んだ基準はこれです。
- 格安を売りにしてないところ(当然のごとく、お客さんからお金取ってないところが在宅ワーカーに高単価を払えるわけがない)
- 募集要項やおおまかな仕事の流れをちゃんと掲載しているところ(新人採用するに当たって、会社がどれだけ労力を割くかの目安)
これがそろってないところは、未経験OKとかあっても応募しませんでした。揺れたけど。
というより、未経験OKや未経験歓迎のサイトは多くが「どうやって育ててくれるのか」も全然書いてなくて、怖くて触れなかったんですよね。
これはあちこちのサイトに書いてあることですが、1時間の音源を起こすのに大体5時間くらいかかるというのが標準です。私が受けた通信講座では「5~8時間」となってました。
ただ、私がやってる議会議事録の場合、聞き取りはコピー元があれば多少の時短になりますが、その後の仕様や体裁の確認、資料との照合に時間を取られるので、結局所要時間はどうなるのか……計算しづらい。
とにかく、5時間でできると仮定して、1時間分の音源で5000円もらえるなら時給1000円でできるんですが、その倍とかかかると時給500円。
私の今の単価は1時間分の音源で2000~3000円程度と案内されているので、5時間もかけると時給400~600円、資料が膨大だったり発言者の滑舌が悪いと時給にして200円くらいになるという……もう考えないほうが精神衛生上いいような気がしてきました。
そうそう、単価といえば、全然関係ないところに1つツッコミたい。
テープ起こしの某通信講座で、「1時間分の音源で報酬1万~2万円」とか書いてある広告を時々見かけるんですが、そんなに取れる案件ねーよ。逆に、そんなに取れるベテランなら通信講座いらんわ。
これ、すごく物申したかったんですよね。
あと、よくお仕事紹介に書いてあることですが、テープ起こしに必要な設備や機器です。
- テープ起こし用ソフト。これ必須です。普通の内蔵プレイヤーではまともに仕事にならないと思う。
- Word。これは、どうなんでしょう。多分、テキストエディタでもできないことはないような。まあ、納品するのにWord文書で、と指定される場合も多いようなので、一応必須なんでしょう。
- フットスイッチ。これはパソコンによるかもしれません。要は、キータッチしながら停止・再生の操作がスムーズにできれば問題ないわけですから。ちなみに私はガッツリ、フットスイッチ使ってます(笑)
- プリンター。これよく必須機器に書いてあるんですが、個人的にはマルチモニターのほうが楽ですね。一時期、資料を一部プリントして手元で見ながらやってたんですが、紙を持ちながら起こし原稿を直すときに手が足りないんで。型落ちしたモニターを1万2000円で買ったら大正解でした。
- ATOK。これ、「表記辞書」としてしか挙げられてない場合がほとんどですが、少なくとも「記者ハンドブック」を基準にするなら、紙の辞書を手元に置きつつATOK用ソフト必須です。Amazonのレビューでもよく見かける要素ですが、「入力して変換するそばから表記を確認できる」ってめちゃくちゃ楽です。ただし「標準用字用例辞典」用のソフトもあるかどうかは分かりません。ごめんなさい。
- イヤホンかヘッドホン。イヤホン新調。 でも触れましたが、これはいろんな意味で必須です。イヤホンにするかヘッドホンにするかはそれぞれの好みと相性ですね。
私個人として思う設備や機材は、こんなもんですかね。
これから業界を目指す方のちょっとした参考になれば幸いです。

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