昨日、長男の気まぐれで数年ぶり(10年ぶりくらいかもしれない)に映画「14番目の標的」をPrime Videoで見ました。
実は今年の「黒鉄の魚影」で物議を醸している「人工呼吸シーン」がオマージュしているという水中人工呼吸シーンがこの映画にありまして。で、丁度そのシーンを見ながら自分の記憶の中の件のシーンを思い起こしてみたのですが。
「海中」という以外に共通点がない。
というのが正直な感想でした。いや、状況違いすぎるわ。「14番目の標的」で海中レストランの爆破に突如巻き込まれて海中に放り出された展開と、「黒鉄の魚影」で自ら潜水して潜水艦を攻撃させた結果、自分も衝撃で意識不明になった展開、だいぶ違う。前者ではコナンが意識を取り戻した後、「2人だけの世界」を長々やったりもしてないしなー。
ちなみに「人工呼吸」のやり方も違い、前者では蘭が一度だけ、数秒間息を吹き込み続けているのに対し、後者では灰原が3回にわたって、息を吹き込んではボンベで空気を補充、というやり方でやっています。
これ、ただ単に「水中人工呼吸」というネタが過去作とかぶったために「オマージュ」と言っているだけでは……?
と、意地悪なことを考えてしまいました。
ところで、先日送られてきたテープ起こしのメルマガが「視覚障害、聴覚障害があってもテープ起こしはできる」という内容でした。実際、視覚障害がある人の就労の手段としてテープ起こしを請けている会社もあるようです。
まあ、視覚障害の場合、聴覚は逆に私たち健常者より鋭くなっている場合も結構あると思うので、それはそれで納得できますが。
私が気になったのは表記と整文です。
テープ起こしであまり注目されないが重要な要素、表記。
私も官公庁からの依頼を振られたことが何度かありますが、大体の案件が「記者ハンドブック」表記で、と指定されます。あと代表的な表記辞書として「標準用字用例辞典」というのがありますが、これは本当にガチの行政案件でしか使われない印象です。この2つでは微妙に違いがあり、たまーに「標準~」で、と言われると「うわ、表記チェックが面倒だな」と思います。実際問題、「記者ハンドブック」はATOK版ソフトが販売されてるので、言葉を入力して変換する時点で「記者ハンドブックではどうなっているか」を確認しながらタイピングできるのに対し、「標準~」にはそういったソフトがないので、自分で気になる表記に気付いてその都度本を開いて確認するしかありません。
ちなみに「標準~」で厄介なのが送り仮名で、例えば「取り組み」という言葉の場合、名詞として使う場合は「取組」、動詞として使うと「取り組む」となります。ややこしいのが名詞の変形で、「取り消し」は名詞としては「取消し」、動詞としては「取り消す」になったり。めちゃくちゃ面倒くさい。
こういった表記のチェックって、目が見えないとできなくない?と思ったりするのですが。
あと、整文です。
テープ起こしって「発言をそのまま文章にして終わり」みたいなイメージがあるかもしれませんが、仕事の半分くらいが「起こしてから」の作業です。大体の依頼が「ケバ取り」以上の整文を必要とするので、言い直しや独り言は消します。が、「これ消すと発言のニュアンス変わらないか?」と思うような発言はしょっちゅうあるので、慣れるまではいちいち悩みます。例えば「ああ、そうですね」という発言の場合、「ああ」は削ることが多いです。それがインタビューなどではなく1人がずっと講演とかで話している場合は「そうですね」も自己相槌を見なして削ることもあります。
逆に、起こした文章を読みながら「この文章もっと調えたい語順めちゃくちゃ!」と思っても、依頼になければいじってはいけません。「この前行ったんですよ東京に私、新幹線でね」みたいな発言を起こした時には「私、この前新幹線で東京に行ったんですよ」って感じにしたくなりますが、「語順を調える」が含まれていない依頼の場合はやってはいけません。そういう意味では、難易度の高い「整文」の依頼のほうが気持ちよく作業ができることもあります。
で、そういった作業をするには視力が必須じゃないか?と思うわけです。読み上げソフトとかで起こした文章を確認はできるんでしょうが、表記は確認しようがないんじゃないかと。整文も、多分聞きながらやるのって、目で見て読みながらやるのよりかなり手間がかかりそうな気がします。手間がかかるということは納期を長く取るということで、結局は健常者の作業より不利になるんじゃないかな。とはいえ、実際に視覚障害のあるテープ起こし作業者もいるようなので、恐らくはうまいことやってるんでしょう。
最近は閑散期に入り、依頼がめっきり減っちゃって困りますが、逆に連勤にかかる形で納期が設定されて、泣く泣く断ることもあります。この間も、たまたま土曜にパートのシフトが入って、夕方からまた別の用事がある週末に長時間の音源が来ましたが、「ああ、この1万欲しい……」と思いつつ作業時間的な問題で断りました……。
ただ、最近とても助かっているのが「ランドスケイプ」、今は「ユーソナー」と社名を変えていますが、そっちの名刺案件が豊富にあることです。本当に、早朝でも昼間でも夕方でも、アクセスすれば仕事がある状態です。先日はパートが休みの日に480円くらい稼げました。時給制パートに比べれば全然な額ですが、時間を見つけてコツコツ頑張れば月に数千円になり、多少の足しになります。多分、アンケートサイトよりは稼ぎやすいです。
そういえば、最近アンケートサイト全然いってないわ。あまりにアクセスしないので、アカウントごと凍結されちゃったサイトもあります。ちゃんと退会処理すればよかったなー、と思いつつ、今日はこの辺で。


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