コナンと絵の話

はい、思いついたテーマに沿ってコナン語りするシリーズ、今日は「絵画」についてです。
できるだけ原作、アニメ、映画を横断するようなテーマをと考えているんですが、あまり時間を取らずにまとめられるコンテンツはなかなかなくて、ほんとに原作全部読み返したい。1日じゃ済まないだろうけど。
 
コナンで「絵画」といえば、多分「業火の向日葵」だろうな~と思って「コナン 絵画」で検索してみたら、意外にも全然触れられていなくてちょっとびっくりしました。もはや忘れられているのでしょうかね。先に「紺青の拳」の広告が出てくるのは、いっそ可哀相に感じますね。
さて、コナンファンでなくてもご存じのキャラであろう灰原哀ちゃんの初登場の事件も、導入は絵に関するものでした。これ。

今更ながら、絵を見ただけで「ピカソ」はともかくタイトルまで即答するリアル小1、光彦の知識が半端ない(笑)。
人の真似をして描くのが上手いお兄さん、将来はアニメーターとかなっててほしいなぁ。薄給激務で人を潰す業界だけどね……。まあ、コナン世界は永遠に来年にならないので、お兄さんはまだ高校の美術部で描いていることでしょう。
ちなみに、この話は絵画そのものがキーではなく、模写の得意なお兄さんが偽札の原版作りを手伝わされるためにさらわれたという話でした。哀ちゃんの鳴き真似が見られる、ある意味貴重な話です。コミックス18巻収録。
 
あと、もっと前のコミックス4巻に「絵画の見立て殺人」という金田一みたいな事件がありました。おっさんを正面から剣で串刺しというドストレートな犯行方法。シンプルに「グロい」。20年以上前のことなので、串刺し血まみれのおっさんがほぼ原作そのままに再現されてかなり、閲覧注意な描写になりましたが、仮に今リメイクしたらどんな描写になるのか、ちょっと興味あります。
 
次に取り上げたいのが、キッドが殺人容疑をかけられたコミックス53巻収録、アニメタイトル「怪盗キッドと4名画」の事件です。これ、キッドの予告状を偽造して殺人の罪をキッドに擦り付けようとするおっさんの話です。結果的に(?)キッド自身を釣り出すことになりました。
「業火の向日葵」でも「紺青の拳」でもそうでしたが、キッドって割と名前を勝手に使われて釣り出されること多いんですよね。

冒頭からキッドの名前を出してますが、既にこのおっさんの狂言です。
 
原作と劇場版を合わせて見てみると、そうやって殺人事件の容疑者にされることもしばしばです。
この事件では、途中でキッドの変装相手に気付いたコナンがそれをすっとぼけて、素知らぬ顔でキッドをパシる展開がちょっと爽快でした。そして、まだ一応キッドを捕まえようとする、今では見られなくなったコナンが見られます。最近のコナンは、もはや頭脳戦で勝てさえすれば捕まえるのはどーでもいい感じですので。
 
ただ、この巻は全体の話の流れとしては、映画「純黒の悪夢」でスルーされた(涙)キールこと水無怜奈さんがCIA諜報員と発覚する前に、その弟である本堂瑛祐君と探り合いの心理戦を繰り広げていた頃の話なので、正直言ってそっちの事件の印象が強いです。表紙もそっちの舞台をイメージした写真になってます。


そして、あまり知られていない「ゴッホ登場映画」が「探偵たちの鎮魂歌」だったりします。恐らく、コナン映画でゴッホの名前が出たのはこれが初めてでしょう。
謎の依頼主に脅迫されて始まった捜査で、ヒントとして出されたのがゴッホの「夜のカフェテラス」という絵画でした。こちらは横浜の市街地を舞台に、あっちこっち行っては襲われる話ですが(笑)、地味にキャラの努力や絆がしっかりと描写されていて、お気に入りの映画の1つです。
正直、ゴッホを妙に神聖視して、絵画のために命を落とす人が続出する「業火の向日葵」より、私はこっちのほうが断然好きです。(まあ、「業火の向日葵」自体がいろんな要因から全体的な評価が低いんですけど)


あと、「絵画」じゃないですが、肖像画が最後のキーになる事件がコミックス21巻収録の「孤城の探索事件」です。
コナンが早々に襲われて行方不明になるという異色のストーリーで、探偵団の活躍が光る、なかなか気に入ってる話でもあります。何がキーかというと、亡き大旦那さまが「宝」と称したとあるモノにつながる最後の仕掛けが肖像画なのです。これ、今YouTube公式でアニメが配信されてるので、一度見てみていただければと思います。
 
というか、「絵画」がクローズアップされる話自体がコナンには少ないですね。というのも、芸術方面だとキッドが出張ることが多いんですが、キッドってキャラ設定が「宝石(しかも大粒)専門」ということになってるので(これはキッドが主人公の「まじっく怪斗」の都合です)、特にキッドに事情のない原作では、絵画を取り上げようがないんでしょうね。
最近では、骨董品を阿笠博士がどこぞから入手しては、その鑑定なんかにかこつけて事件が起きますが。丁度、今アニメでやってる話なんかまさにそれです。前回は壺だった気がしますが……コナンばかりが事件を呼ぶ死神と言われますが、自宅や親戚宅にあった骨董品を鑑定しようとするだけで事件を呼び込む博士も相当なもんですよ。
 
私自身は残念ながら芸術的センスがまったくないので、名画の良さも分からなければ子供の保育園グッズのイラスト1つ描けないのですが(汗)、こうして好きなコンテンツを通して芸術と関われるといいと思います。

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