子どもの視力検査の難しさ。

前回、私「今回の映画でコナンは灰原と浮気したということか?」と書きましたが、あれからどれだけ本編を思い返してみても、どうもそうは思えなくなりました。
結論としては「本編だけを見るなら、コナンの言動に問題はない」となりました。酸素ボンベふっ飛ばしを除けば。あれはもう擁護不可能です。
私が前回書いたように思ったのは、恐らく、

  • 今年に入り、映画のPRのためにコナンとツーショットイラストになる相手がことごとく灰原で、何となく飽きてきていた
  • 監督や脚本家がインタビューや各種イベントでいちいち「コナンと灰原は特別な関係」的なことを強調していて、(おい蘭はどこ行った)とちょっと反発していた
  • ネット記事でも「灰原は実はすごい優秀(これはまったくそのとおり)」とか「健気な悲劇のヒロイン」的に、とにかく灰原の境遇に同情し、彼女を称賛する内容ばかりで食傷していた
  • 興行収入100億を達成したことで話題になった時、数多くのキャラクターが登場しているにも関わらず灰原だけを「100億の女」と称し、あたかも灰原一人の人気で大台突破したかのようなメディアやファンの扱いに疑問を持っていた

と、あれこれ積み重なってたまっていたものが、応援上映での他の客の反応でダメ押しになった、というのが実際のところかな、と思いました。多分、私ほどいろいろ気にしてガチで見てた客があまりいなかったんだろうな、と。
上映期間が終わって、家でDVDでも買って見る時が、雑音を気にせずこの映画そのものを純粋に楽しめる時なのかもしれません。


ところで、数日前にツイッターで見かけた面白い話題がありました。視力検査キット「たべたのだあれ」についてです。
わかりやすそうなページをご紹介。「視力検査キット たべたのだあれ」 | 3歳児健診の視力検査 
3歳児健診で行われる視力検査をやりやすくするためのキットなんですが、子ども相手に、おなじみ「ランドルト環」で視力検査するのって、めちゃくちゃ面倒なんです。
 
私の記憶で、長男の時は順番が早かったのか、市の保健センターで普通に検査できたように思います。子どもって時間がたつとわかりやすく集中力がなくなるので、待ち時間の短さは何をするにも大事です。うっかり受付するのが遅くなると、それだけ呼ばれる順番が遅くなり、それだけ本人の集中力が切れます。次男の時はまさにそれで、確か1時の受付から始まって、視力検査までこぎ着けた時には確か2時半をまわってました。そんなに長く3歳児の集中力が続くわけもなく。当時既にコロナ禍で順番待ちスペースから絵本やおもちゃの類が撤去されてしまって、時間を潰せるツールがなかったのも一因だったと思います。
しかも視力検査って一番最後の項目なので、もはや調べるどころではなくなり、結局は「自宅でがんばってやってみてください」ってなっちゃいました。
 
ちなみに自宅でやる時は、ランドルト環を大小2つのサイズで切り、子どもと距離を取って体の後ろであれこれ回して向きを変えてやるんですけど。これ、本当に何重にも大変です。
まず、ランドルト環について説明しようとして紙を見せると、その紙自体をいじくりまわそうとして困る(笑)。しまいにはおもちゃとして折り曲げようとしたので「これはおもちゃじゃない、これから使うの!」と何とか取り上げました。
 
次に「距離を取る難しさ」です。子どもにとって視力検査なんてわけのわからないことなので、「なぜママが遠ざかるのか」がわからず、こっちが距離を取ろうとしても寄ってきちゃうんですよ……。というか、我が家は広さだけは結構あるので直線で距離取れますけど、狭い家だと数m離れるの大変だろうな。パート先のクリニックでも視力検査は当然やってますが、距離は廊下で稼いでいて、立ってもらうポイントが受付のすぐ外、見てもらう表が診察室のすぐ前で、下手すると検査中の患者さんにぶつかりそうになります。
 
次は「片目を塞ぐ難しさ」です。片目だけ塞いで物を見るなんて普通ないことなので、今度は「片目だけの視界」をあれこれ見出しちゃうんですよね。ランドルト環を見てくれない……。
 
その上でランドルト環を見せて「どこが欠けているか」を答えさせないといけないんですよ。で、子どもって説明がまだまだ下手なので「どこがなくなってる?」と聞いて返ってくる答えが「あっち」「こっち」とかだったりします(笑)。
 
そういう意味で、この「たべたのだあれ」はすごく使いやすいキットだと思います。「上・下・左・右」に当たる別の言葉を子どもに与えるというのはナイスアイデアです。ただ、これでも「片目をきっちり閉じたままもう片目だけでしっかり見て答えられるか」というのは、ちょっと未知数な気がしますけど。
 
日々子どもと接している私のような立場でも、子どもの視点に合わせた言い方ややり方というのはかなり難しくて、いつも悩みます。こういう創意工夫で、大人も子どもも負担軽減できるアイデアがこれからももっと出てくるといいと思います。

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