「複数の犯人、二重事件」に注目

先週のうちに投稿できる予定だったのに、結局また1週間あいてしまいました……。
木曜の午後から体調を崩し、夜には高熱を出してしまい、テープ起こしの依頼も断って、ソファでひたすらくたばってました。息子たちに夕食を食べさせ、風呂に入れてくれた母に感謝です。それと、珍しく8時代に帰ってきて、長男の夏休み最後の宿題を見てくれた旦那にも一応感謝しようかな。
 
こういう時、医療機関勤務だと逆に気を遣います。なにせ、毎日コロナ患者の対応をしてますからね。自分がコロナをもらってしまってたら次の出勤どうなるん?という心配が先に来ます。
普通の勤めなら、受診しただけでは勤め先に不調が伝わらないので済みますが、内科医院で「体調を崩した(しかも風邪症状)」となると「次の出勤をさせていいのか?」という話に当然なるだろうし、めっちゃ気が重い。
結局、前に自腹で買ってた抗原検査キットで調べてみて「陰性だったら、もう家にある薬を飲んで、素知らぬ顔で出勤しよう。陽性だったら諦めて受診しよう」と決意し、金曜の昼、夕方と二度調べてみましたが、陽性は出ず。一応熱も下がったので、あとは喉痛と怠さを気合いで何とかして、昨日は何でもない顔でパート行ってきました。
実際、陽性が出なければ、あとは薬を出されるだけですしね。まだ本調子ではありませんが、このまま頑張るしかないかな、と思ってます。


ところで、最近主に長男がコナン映画にハマって、私が買い集めた過去作品のDVDを毎晩のように見まくっています。既に「沈黙の15分」「11人目のストライカー」は2、3度見てますね。こうして新たにコナンファンを育てている、と思うと嬉しいところです。
 
で、今回は「二重推理、ミスリード物証」というポイントに焦点を絞って書こうと思ってエピソードを見返してたんですが、なにせ数が多い。あと、

  1. ガチで共犯がいて、別々に動いていた
  2. 事件の謎の一つが、事件とは関係ない別の思惑によってそうなってしまっていた
  3. 事件の動機になった昔の別の事件の犯人が未だに動いていた結果、事件が複雑化した
  4. 犯人や真相に感づいた別の関係者が、犯人を庇うために工作した
  5. 原因になった事件の被害者の遺族や関係者が、復讐に走った

とか、まあいろいろとバリエーションがありまして。(ちなみに、1の共犯はほとんどありません。というのも、作者さんがまさに「事件がややこしくなるから」という理由で共犯は極力なくしているそうです)
 
で、原作エピソードを遡っていくと、「なかなか面白かったな」と思ったのが31巻収録のアニメタイトル「大阪ダブルミステリー」の話でした。コナンと服部君の名コンビと共に、服部君の父親である平蔵さんが登場するレア回です。
作中でリアルタイムに起こる連続殺人と、その犯人が全く知らなかった昔の連続強盗殺人事件が最後につながるんですが、そっちの犯人がリアルタイムの事件で狙われた人物だった、というものでした。「コナンが途中で何者かに捕まった」と思いきや、という流れもなかなか秀逸です。
 
あと、「これちょっとせつないな……」と思ったのが、76巻収録、アニメタイトル「探偵たちの夜想曲」の話でした。
本筋としては、当時まだ正体がわかっていなかった「安室、沖矢、世良」が1つの事件に関わる、「バーボンは誰だ」という注目の回なんですが、それと関係ない所で「愛する恋人を殺した強盗犯たちへの復讐で、自らも罪を犯してしまった哀しき女性」が登場します。2人の犯人を殺し、自分の名前を偽り、自分の携帯電話を犯人の物とすり替えるために友人の連絡先や思い出のメールを全て消去、そしてコナンに睡眠薬を飲ませ誘拐します(コナンは睡眠薬に感づいて、飲みはしませんでしたが)。
「恋人の復讐さえできれば、後は何がどうなってもいい」と思っていた女性に「あなたを死なせたくないからついてきた」と説得するコナンに、探偵としての信念も感じ取ることができる話でした。
 
コミックスにして79~80巻のアニメタイトル「服部平次と吸血鬼館」の話は、犯人がなかなかの図太さでした。
上に挙げたどれでもないパターン、「自分も加わって殺した人の復讐を企てる計画を横取りして、ほとんどの犯行をそのとおりに実行する」というもので、最後にその人の子どもを殺して全ての罪を着せようとする、という「お前の神経はどんだけ太いん?」と言いたくなる真相でした。
 
その後のコミックス86巻、アニメタイトル「県警の黒い闇」の話は、上に挙げたパターン5の中でも悲惨で、復讐の元の事件が警察の不正によって起こってしまった、という、タイトルどおりなかなか暗い話でした。ついでに、夜の場面が多くて紙面も暗かった気がする。
 
そして、公式にも「二重(デュアル)ミステリー」として宣伝されたのが、映画第9作目の「水平線上の陰謀」でした。
「小五郎がカッコイイ映画」としてよく紹介されますが、ストーリーとしてもなかなか捻ってあって、私は好きです。
最初から犯人目線で物語が動く、いわゆる「倒叙型」の演出なんですが、さらに別の真犯人がいる、というストーリーは、シリーズ通しても他にないと思います。
この映画では、蘭が沈みゆく船に戻る、という非常識な行動を取り、結構批判されたようですが、今年のコナンも「潜水艦にダメージを与えるような攻撃をするという前提なのに、酸素ボンベと海中ヘッドセットだけでそれをサポートするべく潜水する」という自殺行為をやってるんで、もはやこの映画における蘭の行動を責められる人はあまりいないんじゃないかと思います。
(船がある程度浸水しても蘭が溺死するとは限りませんが、身一つで潜水艦への物理攻撃を誘導したまま逃げなければ、高確率で死にますからね……)
 
とまあ、主に原作エピソードから個人的にテーマっぽい話をピックアップしてみましたが……「ミスリード」という点でいうと、はっきり言って該当する事件が多すぎて書ききれない(笑)。
「コナン」の持ち味がそもそも「恋愛、人間ドラマ」とかを除けば「トリックの多様さ、多彩さ」ですからね。
 
また体調が良い時には、違ったテーマでじっくりと、エピソードや映画を紹介したいと思います。

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