「タイタニック」と「ホームズ」の驚きの共通項

なんか最近、このブログのアクセス数がめちゃくちゃ増えてるんですが……どこかでどなたかにご紹介いただいたんですかね……?
それは果たしてコナンについてなのか、在宅ワークについてなのか、はたまた育児の話なのか。まあ、一応誰に読まれてもあまり問題ないようには書いていますので、読んでくださる方が増えているというのは純粋に嬉しいです。


テープ起こしの契約先から「セキュリティチェック表を出してくれ」と言われています。これは毎年出していたもので、要するに会社側からの「情報リテラシーちゃんとしとけよ?」というのを個別事項にしてワーカーに誓約させているものです。
既に1週間くらいスルーしてるので(これは単純に連絡メールに気付かなかったからですが)「出してくれないと案件振れなくなるよ?」と追撃されてますが、私としては「これをスルーし続ければ、勝手に事実上の契約解除にできるのでは?」とも思っています。
副業としてこの仕事をしている人もいっぱいいる中で「他の仕事や家事育児があるので案件請けられません」と言っても説得力なさそうだし、かといって「やる気なくなったんで契約切ります」とはっきり言ってしまえる度胸もないんですよね……。


ところで、先週まで金曜ロードショーで「14番目の標的」と「水平線上の陰謀」が放送されていましたね。
私は朝のアラームを未だに5時前に設定している手前、最後まで見ていると寝不足になること必至なので、途中から録画にして寝ちゃってますが(笑)。まあ両方ともDVD持ってるんで、目当ては番組終盤に流れるであろう新規映像ですが(録画を見てみたところ、本当に本編終わってから流れたようですね)。
とりあえず、一昨日の予告で「My Heart Will Go On」(映画「タイタニック」のテーマ)が流れて、しかも画面の端っこに「このBGMは映画とはまったくもって関係ありません」と注意書きが出た時には「おい(笑)」と思いました。
 
というか、今の若者は「タイタニック」って聞いてもわからないですかね。昔大ヒットした映画なんですが(調べてみたら1997年の公開でした。コナン映画が始まった年だったか)。
大雑把に言うと「豪華客船がザル操縦で氷山に激突して大ダメージを負い、結局沈没。乗っていたお嬢様とド庶民男が船内でラブロマンスを繰り広げるも、沈没により男が死ぬ」という話です。当時、「レオナルド・ディカプリオ(レオ様)」という名前をこの映画で覚えた人も多いのではないかと思います。といっても、今は「ハリウッドスター」ってそんなに注目されないかな。
ちなみに、この映画は当時「史上最高の興行収入」を記録したそうです。
 
私自身も当時、この映画を(映画館まで観に行ったかは記憶が定かでないですが)誰が買ったか実家にVHSテープがあったので、何度か見たことはあります。私の姉(長姉)はかなり涙もろく、毎回クライマックスで「ジャック(男の名前)……」と言いながら泣いてた気がする。まあ、「リロ&スティッチ」で号泣する人だからな。元々かなり涙もろいです。
ちなみにこの映画、ラブロマンス部分は完全に創作のようですが、「タイタニック号沈没」は実際にあった事件です。Wikipediaを見てみたところ、ジェームズ・キャメロン監督はこの難破船にドハマりしたことから「事故の悲劇性を伝えるため」にラブロマンスを入れたらしいです。やっぱ天才は思考回路が違うなぁ……。
実は「コナン」にもこれにまつわるシーンがあり、原作23巻、アニメ「シンフォニー号連続殺人事件」の冒頭で蘭が船の舳先で両手を横に突き出してはしゃいでたのがそれです。原作では小五郎が「「タイタニック」にかぶれやがって」と作品名をはっきり出してますが、アニメでは問題があったのか「映画の見過ぎだ」という言い方になってましたね。コナンもモノローグで「沈んじまったらどーすんだ?縁起でもねぇ」とツッコんでます。まあ作者さんは映画大好き人間なので、あれだけの大ヒット映画なら観てて当然ですね。
 
懐かしいなーと思いながらWikipediaを眺めていたら、ちょっと驚きの記述がありました。
映画のヒロイン・ローズの婚約者(これはレオナルド・ディカプリオとは別人です)の執事が「元ピンカートン探偵社」の探偵、という設定を発見。
「ピンカートン探偵社」ってご存じでしょうか?
「あれ、これホームズで見たことある!」と思い検索してみると、「恐怖の谷」という作品で出てました
一度読んだきりなのであまり詳しく覚えてませんが、どこぞの片田舎で秘密結社(って書くとすごい胡散臭いな……)で工作員として見事に立ち回り、最終的にそいつらを一網打尽にした探偵、という印象でした。気になる方は読んでみてください。ただし、これは二部構成で、メインの事件は別にあり、ピンカートン探偵社云々は動機についての深掘りにすぎませんけどね。
どうやらミステリーファンの間ではめちゃくちゃ有名な会社らしく、数多くのミステリーに登場しているようです。
 
「ピンカートン探偵社」で調べてみると、こんなページを発見。大統領の命を守り、世界知一の巨大探偵社を設立?実在した名探偵『アラン・ピンカートン』とは
この内容がおおよそ正しいのであれば、「苦労人でありながら成功しても正義感を失わない、慧眼を持った実在の名探偵」であり、「世のシャーロキアンはこっちを崇拝した方がいいんじゃない!?」と思いましたが……「ピンカートン探偵社」としての実績を調べてみると「リンカーン大統領の暗殺阻止」とかの華々しい実績の他に「ストライキ阻止のために労働者と銃撃戦を起こして死者を出した」という話があったりするので、手放しで称賛することはできないかな。
「タイタニック」においても、「金の亡者で身勝手で傲慢」なローズの婚約者の執事をこの会社の元社員と設定している辺り、「金持ちから高額な報酬をもらって庶民をはね除ける、痛めつける会社」として認知されているようです……。
 
それにしても、「タイタニック」を深掘りしたら「ホームズ」に行き着いたのはびっくりしました(正確には行き着いたわけじゃないけど、気にしない)。
まったくジャンル違いの架空の作品同士でも、こうしてじっくり背景を見てみると、実在の共通点があったりするんですね。
「水平線上の陰謀」の放送に絡めて「My Heart Will Go On」が流れたのも「豪華客船が沈没する映画といえばタイタニック」ということで、名作として認知度が高いがゆえですし、「シャーロック・ホームズ」シリーズの人気は言わずもがな。そして、両者の作品がリアリティを追求したり、当時の社会情勢を作品に忠実に反映させたりした結果、それぞれ後世に残る名作になり、数十年たって私のような暇人がこんな共通項に気付いたりするんですから、世の中って面白いですね。

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