「世界では不人気」の理由、判明?

ついに夏休みが始まってしまいました……。
うちの息子たちは、早速宿題を忘れ果て、一日中YouTube動画をつけては兄弟喧嘩をしております。昨日なんて、夕方6時になるところで「テレビ見るから動画終わりね」と言ったのに終了しようとしないので、リモコンを取り上げてブチッと切ったら次男がブチギレ、蹴りまくってくるので応戦してたらその場で漏らされ、そのまま汚れたズボンを着替えもせず暴れ回るので、「コナン」の本放送を見るどころではなくなりました。
コナンのアニメ放送は、外食とかで在宅していられない場合以外はいつもオンタイムで見ているので、「6時には動画を終わる」と言った時点で私が「コナン」をつけるために言ってることはわかったはずなんですが、やはり自制心が極端に弱いですね、うちの息子は。


ところで、先日書いたように、私は現在、世界各国の「ハロウィンの花嫁」を入手するのに躍起になっております(笑)。
とりあえず「コナン人気が高い」と聞くベトナム語版を探したんですが……これが、全然見つかりません。
「映画の関連トピック」としてなら、去年の話題ですが映画名探偵コナン、ベトナム映画興行収入で独走みたいな記事も出てくるんですが。
今年の「隻眼の残像」は、まだ上映が開始していませんでした(先行上映が始まったところみたいです劇場版「名探偵コナン」シリーズ最新作、ベトナムで公開 
 
で、普通に人気があるようなのに、本当に全然見つからないので、私は「もしかして、ベトナムの国内事情が何かあるのか?」と、「ベトナムにおける日本アニメの現状」についてちょっと調べてみたところ、こんな資料を見つけました。
ベトナムの海賊版(違法アップロード)規制状況と日本の著作権者が取り得る手段 – BUSINESS LAWYERS
アニメだけでなく、映画や音楽についても語られているのでちょっと長いですが、要約すると「ベトナムではまだまだ著作権についての意識が低く、海賊版が横行しており、取締りが追い付いていない」という内容でした。
私は日本から探しているし、ベトナム語がまったくわからない状態で調べているので、あくまでも推測にすぎませんが……もしかして「違法な海賊版が定着してしまっていて、正規版が売れる見通しが弱く、そもそも制作できていないのでは?」と思っています。
 
ちなみに、調べているうちに知ったのですが、今は海外からの「購入代行」というサービスがあるんですね。
で、試しに韓国版について韓国購入代行 ワンモアというサービスに問い合わせてみたのですが……返信メールで「うちはお客さんが調べてきたURLを社内の購入システムにコピペするだけのお仕事なんで、商品を見つけてくるのは自分でやってね(要約)」と断られました。
いや……これ、希望する商品がDVDとかBlu-rayだから「自分で探そう」がまあ成り立ちそうですが、これが服とか食品だったらどうすんだよ。サイズ確認とか原材料についてとか、日本人の客に韓国語で全部確認しろってか?そこまで韓国語できる人なら自力で買えるんじゃね?
と思いつつ、ダメ元でもう一社、韓国購入代行・韓国仕入れ代行 | ONLINE-KOREAというところに問い合わせてみました。ここが大当たりで、「ここのサイトで見つけたんで、よければ見積もり出しますよー」と、海外の通販サイトを教えてくれました。現在、商品代金の前払いを終え、配送を待っている状態です。とりあえず、韓国語版の確保は目処が立ちました。
 
あと、先日の記事で「フランス語は、吹き替えがそもそも制作されていないらしい」と書いたんですが……すみません、Amazonにありました。この前探した時は見つけられなかったのに。
ということで、現在私は、フランス語版と韓国語版の到着を待っています。
 
タイトルの件ですが、海外における「コナン」の人気を調べてみると、よく「コナンは日本では圧倒的な人気があるけど、海外では不人気」という人が出てくるんですね。そして、それに対して「いや、アジアではすごく人気があるよ」と反論(?)されます。
これはどういうことなのか。
ここで私が気になったのが、「欧米とアジアで使われる文字」です。欧米では大体の国で、アルファベットが使われ、それは日本人も慣れ親しんでいる文字です。対して、アジア使われる漢字以外の文字は、私たち日本人にはほとんど読めもしません。
アルファベットで「Conan」と表記されれば、日本人の多くは「名探偵コナンのことかな?」と思うのではないでしょうか。まあ、もしかしたら「Conan the Barbarian」とか、本家「Conan Doyle」になるかもしれませんが。
しかし、アジア圏での漢字以外の文字は、私たち日本人にはほとんど読めもしません。
「コナン」の表記にしても、中国語表記である「名侦探柯南」なら、まだ「コナンのことかな?」と思えるかもしれません。が、韓国語表記である「명탐정 코난」では、既に何のことだかわかりません。タイ語表記の「ยอดนักสืบจิ๋วโคนัน」、アラビア語表記の「محقق كونان」にいたっては、もうわけがわかりません。
 
対して、手元にあるドイツ語版では「DETEKTIV CONAN」で、コナンのことだと大体わかりますし、フランス語表記の「Détective Conan」、イタリア語表記の「Detective Conan」もほぼ同じです。
 
つまり、「コナンは海外人気がない」説の理由は、「日本人が判読できるアルファベット表記の国では、コナンの人気はそれほどでもない(人気がないわけではないが、他の作品に埋もれる程度)」で、「コナンが絶大な人気を誇る国の話は、日本人が読めない文字で書かれるため、日本において広まらない」ということなんだろう、と。
実際、日本語と似た漢字を使う中国におけるコナンの人気ぶりについては、私もよくメディアの記事などでも目にします。今年の映画は、中国においても記録的なヒットを飛ばしているようですね。
 
タイトル表記というと、「Case Closed」と大胆なタイトル変更をした北米もありますが、「コナン」がこれだけワールドワイドな作品になってくると、ファンもわかっているようで、「Case Closed(Detective Conan)」という表現をする人が多いようです。
まあ、公式はそうもいかないので「Case Closed」で統一しているようですけどね。ただ、公式でも映画の吹き替えなどは修正して、初期は「Jimmy」「Rachel」と呼び合っていた新一と蘭も、最近の映画では「Shinichi」「Ran」と呼び合うようになっています。
微妙なのが原作の翻訳版で、昔々に北米で作品を馴染ませるためにキャラクターの名前をいろいろいじったのが災いし、途中で名前を戻すこともできず、先日ご紹介した3つの英語表現から読むロンドン編 の72巻でも未だに「Jimmy」「Rachel」と呼び合っています……。

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