集められた名探偵・1

はい、昨日はバッチリ前売券と特典のクリアファイル、アニメールを買ってきました。
去年は「コナン新聞」という名の冊子もあったのにな……と思いながらTwitter(現X)を見てたら、ちゃんともらってる人がいて「え、私もらってないけど!?」ってなった……。近々、別の映画館にも行ってみた方がいいかな。
 
アニメールに監督・脚本それぞれのインタビューも載ってたのでざっと読んでみたんですが、どうも蓮井監督はコナンの原作はほとんど読んだことがないみたいですね。「子どもの頃から原作を読んでいたのか?」という質問に対して、ずっと「観た」という表現を使っているので、これは多分「原作はほぼノータッチで、アニメや過去作映画を頑張って確認した」という意味だと思います。
 
まあ、面白い映画を作るのに、必ずしも原作を知っている必要はないとは思うんですけどね。私が大好きな「ハロウィンの花嫁」の満仲監督は、作品についてほぼ知らずに、あの傑作を作られたようですし。とはいえ、原作をご存じない方よりはご存じの方が監督をやってくださった方が、原作ガチファンとしては安心感が強いです。
 
個人的には、満仲監督と櫻井脚本のタッグ、長岡監督と大倉脚本のタッグは、一度観てみたいです。


ところで、以前Crunchyrollのギフトコードを頂いていた時に見ておいた吹き替えについて、今日はもう少し書きたいと思います。実は視聴可能期間のうちに、「いずれ書こう」と思って、気になったセリフをメモっておいたんですよね。「書く気があったならもっと早く書けよ」という話なんですが、最近は気分の浮き沈みが激しく、「書ける」と思える状態ではなかったので、こんなに遅くなってしまいました。
 
ということで、「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」について書いていきます。まずは時計台の話から。
 
冒頭、キッドの「キザな悪党だよ」のセリフは「Tonight I'm a cunning villain.」となっていました。
「villain」は恐らく「ヴィラン」のことですね。私も少し前まではよく知りませんでしたが、最近はアニメやディズニー映画なんかを中心に、悪役・敵役に対して「ヴィラン」と表現することが増えてきたように感じます。
 
で、今度は「cunning」について調べてみたら、どうも「狡猾な・ずる賢い」といった意味だそうで。……うーん、ちょっと印象が違うかな?
ただ、「キザ」に該当しそうな単語はいくつかあり、それぞれどうニュアンスが違うのかが、私にはわかりませんでした。
 
続いて、新一登場……の前の紅子の魔術(笑)。
「黒羽君と同等の澄んだ強い気を発し、悪魔のような狡猾さで人の心を見透かす慧眼の持ち主。何者なの?」……日本語で既に難しい(汗)。
「I sense someone with a clear, strong aura equal to Kuruba's in every way.Such devilish cunning.It's a person who possesses a sharp insight deep into people's hearts.Who is he?」
「黒羽とあらゆる面で同等の、綺麗な強いオーラを誰かに感じる。悪魔のような狡猾さだ。人の心の奥深くを見抜く鋭い視野を持つ人物。彼は誰?」って感じか。
なかなか原文に忠実な訳でした。じゃあなぜ取り上げるかと言うと、「慧眼」って英語にはない言葉なんだなってことです。
改めて調べてみたら、「慧眼」って元は仏教用語で、「物事の本質を見抜く仏の目」を表す言葉でした。今や「慧眼を持つ」で「天才」みたいな意味になってますよね。
 
では、今度こそ新一登場まで飛ばしまして。
新一が自分を飛ばして現場の警官たちに指示を出している状況に、中森警部が「おのれ、また勝手に指示を……」とイラつく時のセリフがこれだった。「That brat.How dare he give instructions?」
「brat」という単語は、これまでにもよく出てきていまして、要は「小僧」とか「クソガキ」とか、男児に悪態をつく時の単語です。
私がこの単語を知ったのは、実は英語吹き替えではなく、「異次元の狙撃手」で福士蒼汰さんことケビン吉野が、コナンに最後の狙撃を邪魔されてブチギレてた時に「You brat~!!」と心中叫んでいたシーンからでした。あれを見たら「ああ、クソガキって意味か」と分かります(笑)。
では、なぜここでわざわざ出すかというと、単純に言われてるのがコナンではなく新一だったからです。「17歳でもbratかぁ……」と思った。まあ、中森警部にとっては自分の娘と同年代なので「ガキ」呼ばわりも無理ないかー。
そして「how dare you~」で「よくも~できるな!?」という激怒や呆れの表現だそうで、つまり「あいつ、よくも指示を出せるな!?」という怒りの表現ということで。いや、そこまで怒らんでも……。
 
あと、これは私の無知ゆえなんですが、時計のパーツについての言葉に驚きました。
文字盤=face of the clock
時計の針=hands of the clock
ということで、思いっきり人の体に見立てた表現なのが意外というか、面白いというか。
 
そして、新一の銃撃シーン。
「座長の姿を拝見するとしましょうか?」も、なかなかカッコつけた言い回しだったんですが、その訳がこれだった。「Shall we get ourselves a peek at the man behind the curtain?」「behind the curtain」で「舞台裏で」といった意味だそうなので、少し意訳して「黒幕の顔を覗いてみましょうか?」ってとこですか。なんだろう、意味的にはほぼそのままだけど、ポエム度合いがさらに増しているような気がするのは気のせいか(笑)。
その後の中森警部の「貴様か発砲したのは」が「are you the idiot who discharged your weapon just now?」。dischargedが「流出、排出」といった意味のようなので、「たった今武器を発射したバカはお前か」という感じか。新一のせいでバカ呼ばわりまでされる目暮警部……ドンマイ。
 
そして、この話において私が一番驚いたのが、最後に出てきた「Latin alphabet」でした。これ、何のことかと言えば「ローマ字」です。
「ローマ字」って、英語で「ラテンアルファベット」なのか!ちなみに、Google翻訳で「ローマ字」を翻訳してみたら「Roman letters」と出ました。これは調べる限り、どちらでも意味としては問題なさそうな感じです。
 
一旦切ります。

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