いかん、前回の投稿から10日も経ってしまった。
このところコナンのことで頭がいっぱいになってた関係で、自分の「コナン」に対するスタンスをどうすればいいのかわからなくなっていて、このブログにもどう書いたものかと迷っていたというのはあります。このブログでは趣味に関することは極力明るく前向きに書いていたいんですが、やっぱり苦言を呈したくなる時はあるわけで。
ツイッターで「コナン」関連のキーワード検索をすればわかるんですが、原作者さんが既に来年の映画のメインキャラを発表し始めているんですよね。その中に案の定というか「赤井」「安室(どうやら今度はバーボンらしいけど)」の顔があり、ファンの反応が、「またあむぴ観れる、嬉しい!」「あの2人にまた共闘してほしい」といったポジティブなものだけではなく、「また赤井安室コンビかよ」「ちょっと出過ぎ」という声があり。
もうこのブログで何度も言ってますが、私自身が「純黒の悪夢」をまったく気に入っていないので、その人気にいつまでもあやかろうとするような公式の動きには、若干うんざりしております(たまたま赤井安室の笑顔ツーショットイラストとか見かけたりすると、ウゲッてなります……)。
1年前の5月のことですが、こんなネット記事が出ていました。劇場版「名探偵コナン」が「ドラえもん」「ポケモン」より盛り上がるワケ(小新井 涼) | 現代ビジネス より。その中にこんな記述が。

こんなふうに絶賛された翌年に(正確には2作後の映画についてですが)「赤井と安室ばっかり」「腐女子の金を当てにしすぎ」と不満を言われるとは。「ハロウィンの花嫁」はイケメンたちをしっかりとストーリーに組み込んでいましたが、それでも目立つイケメン集団の活躍に反感を持ち、「イケメンで釣ってる」と感じてしまう人が出るのも無理はないです。
映画の舞台やテーマは5年単位で決められているそうなので、「純黒」が当たったからといって翌年や翌々年の映画ですぐにスタンスを変えることができず、ようやく「軌道修正」したのが今年や来年、という見方もできちゃうんですよね。
そして、そういった不満に混じって「自分の大好きなキャラはいつ映画に出してもらえるのか」という、「赤井安室と関わりのないキャラ」ファンの嘆きが心に刺さる……。特定のイケメンを出さなければ数字を取れないなら、それはもう「映画コナン」の魅力ではないと思うのですが。
ちなみに、20年コナンを追っている私でも今年は本当に傑作だったと思うんですが(エレニカとプラーミャは本当に魅力的でした)、「博士のクイズ」だけは「ノルマだから無理やり入れた」感がありありで「こんなんだったら入れなくていいよ…」と思いました。
というか「博士のクイズ」として定着してますが、あれって1作目は犯人、2作目は光彦、4作目は探偵団が出題してたんですけどね。ちなみに8作目はキッド、10作目は蘭が出題していたりして、当時は「クイズにもバリエーションを持たせて楽しませよう」という制作側の工夫が垣間見えます。近年は「博士に適当に出させてその場で解かせて終わり、はいノルマクリア」って感じに片付けられちゃってますが。
ムービー展の物販でやっと「銀翼の奇術師」のブルーレイを買ったので久しぶりに見てたら、やっぱりコナン以外の人たちがすごくかっこよかった。前にもコナン映画でも空気と化してるアレについての雑学的語り でかなり語ってますが、この作品は特に「名前もないような大人たちの真摯な姿」がかっこいいです。「当たり前のことを当たり前にできる人の姿」、これは割と映画の初期から貫かれていたことなんですが、最近では「とにかくイケメンが派手に活躍する」という路線で数字を取ってるので、この頃の良さはもう戻らないのかな、と寂しくなったりもします。
コナンはコナンで、同じスケボーアクションでも派手さや絵面を重視した「トンネル逆走(しかもなぜか路肩じゃなく車線を走る)」とか「高速道路をスケボーで爆走」とかやり出してて「コナンのせいで交通事故が起こる」と言われるほどなんですよね……。
私としては「興行収入なんていくら下がってもいいから、倫理やモラルを遵守して、多くのキャラを生かした映画を」と思うんですが。当時は「安定している」と評価されていた「銀翼の奇術師」の興行収入28億も、今となっては「低迷期」とか「振るわなかった」とか言われて、もはや許されないレベルの数字なんですよね……。
この流れは、どうにかならないものか。今年の映画は「派手さ」と「倫理」を両立できていただけに、なおさら微妙な気持ちになります。
「コナン映画」の良さとは
コナンのあれこれ
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